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【犬飼いTIPS】黄砂が飛来! 犬への影響はあるの?

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3月に入り、朝鮮半島では広く黄砂が観測されています。日本においても同時期に九州から北陸にかけての黄砂が確認されました。黄砂が飛来すると自動車や洗濯物に黄砂が付着し、何ともいえない汚れが付着します。この時期になると、黄砂が愛犬の体にも影響があるのではと、心配になる人も多いと思います。今回は黄砂の犬の体への影響や対策についてのお話です。

そもそも黄砂って何?

黄砂は中国大陸内陸部の砂漠地帯(ゴビ砂漠、タクマラカン砂漠など)や黄土高原などの乾燥・半乾燥地域で、強風により数千メートルの高さにまで巻き上げられた砂などの鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来し、大気中に浮遊したり降下したりする現象です。農業や生活環境にしばしば重大な被害を及ぼしています。また、黄砂が海に降下することにより海洋の生態系にも大きな影響を与えていると考えられています。

日本においての黄砂の被害は、地理的に九州地方から西日本に多く、環境省のデータによると太平洋側よりも日本海側が顕著です。しかし、飛来頻度や量に差はあっても、日本全国どこにいても黄砂の被害を少なからず受けることは否定できません。

その原因は、中国で起こっている砂漠化が指摘されています。工業化が進み、森林を切り開いて土地開発を重ねたことで、砂漠のように乾燥した土地が増えていきました。そこから放たれる砂は多くの有害な化学物質を含んでいるため、呼吸器系の病気やアレルギーを引き起こす要因にもなっています。そのため、黄砂は大きな環境問題のひとつと考えられています。

黄砂の飛来は犬にも影響する

黄砂は大気汚染なので、人と同様に症状が出る犬もいます。しかし、PM2.5や花粉などに反応している症状と同様なので、それが黄砂によるものかどうか判別は困難です。ただ、花粉症の犬の場合には、PM2.5や黄砂に反応しやすいと考えられているので、注意が必要です。症状としては、涙目、くしゃみ、鼻水、咳、瞼や顔が腫れる、下顎リンパ節が腫れるなどです。散歩後などにそのような症状が見られたときには、早めに動物病院で診察を受けましょう。

黄砂の飛来への対策は?

犬は人よりも小さな体なので、より影響を受けやすいといえます。また、人の場合はマスクとサングラスでいくらか防げますが、犬の場合は予防が困難です。最近では、犬用のゴーグルが市販されていますが、慣れるのには時間が必要です。そのため、人も外出を避けたほうがよいような高い飛来濃度のときには、散歩は控えましょう。黄砂の情報は、環境省や気象庁、自治体のホームページなどに、時間ごとの「予測数値」として公開されています。こまめにチェックし、その情報を参考にしながら、散歩に行く時間帯を考えるのもひとつの対策です。

また、散歩に行くときなどは、愛犬に花粉などの付着を防ぐ加工をしてある洋服を着せるとよいでしょう。フリースやウール素材の服は静電気が発生しやすく汚染物質を引き寄せるので、黄砂飛来時の散歩には避けるようにします。また、アレルギー防御のスプレーなどを、愛犬の体にかけておくのも効果があります。帰宅後は玄関に入る前に服を脱がせ、ブラッシングしたり、ウエットタイプのボディタオルなどで体を拭いて、表面に付着した黄砂などの物質を落とします。そして、目薬で目と鼻を洗い流すように心がけましょう。黄砂を自宅内に持ち込まないことが大きなポイントです。

しかし、そこまで対策をしても黄砂は細かい粒なので、少しの隙間からも室内に入ってきます。コロナ禍で換気をすることが多いので、そのぶん黄砂も室内に取り込んでしまいます。なるべく室内に入れないためには、黄砂情報をこまめにチェックして、黄砂の飛来が少ない日や時間帯に集中的に換気をすることが大切です。風向きもしっかり考えて、風が吹き込まない側の窓を開けるようにしましょう。

まとめ

黄砂は人と同じように犬の体にも影響を与えることがあります。黄砂の「予測数値」などをこまめに確認し、愛犬の様子を観察しながら、対策やケアをしていきましょう。

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