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ペットと暮らす家庭の掃除機選びのヒント ~エシカルブリーダーが長年愛用する掃除機とは

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犬や猫などのペットは、つねに喜びと楽しさ、癒しを与えてくれるかけがえのない家族です。番犬として庭先に鎖につながれて飼われていた昔とは違い、現在は殆どの時間を室内で過ごすことが多くなりました。しかし、人間とは違い全身に被毛をまとっているので、どうしても彼らの抜け毛があちこちに散らばってしまいます。

通常、彼らには年に2回の換毛期があるとされています。しかし、前述したように温度管理された室内で快適に暮らしているので、生態システムが自然環境に影響されず、つねに抜け毛がある状態になっています。

ペットの抜け毛やフケなどは、単に室内が汚れるというだけでなく、アレルギー体質の人には危険なものです。また、フードの食べカスもそのままにしていると雑菌やカビが繁殖してしまい、ペットだけでなく家族の健康を害する可能性もあります。そのためには掃除機をかけて抜け毛やフケ、食べカスなどを除去することで家のなかのアレルゲンを減らし、室内環境を改善することが大切です。

では、どのような掃除機がペットと暮らす家庭に向いているのでしょうか。掃除機を買いに量販店に行くと、たくさんの掃除機が並んでいてどれを選んだらよいのか迷ってしまいます。

わが家のような多頭飼育は、掃除機にとってはとても過酷な環境といえます。毎日2回は掃除機をかけますが、驚くほどの抜け毛や食べカス等を吸い込んでいます。20年以上ブリーダーを続けているので、いろいろなメーカーの掃除機を試行錯誤しながら使ってきました。満足できる掃除に巡り合うのは、なかなか至難の業です。

数年前に、日本でもっとも家電に詳しい “家電マイスター” の藤山 哲人さんに「ペット飼いの掃除機はこれ!」と紹介されたのが東芝の「トルネオ」でした。藤山さんは愛犬家・愛猫家で、わが家の猫(メインクーン)のオーナーさんでもあります。

今回は、そんな藤山さんのお墨付きを得たトルネオの新製品「VC-CLX51」と「VC-CLW31」を例にして、わが家の掃除機選びを紹介します。藤山さんの解説レビューもご覧ください。


犬・猫飼いの筆者が6年間オススメし続ける掃除機「トルネオコードレス」新型が登場! 今回の目玉は?

新製品「VC-CLX51」と「VC-CLW31」

コードレス掃除機かキャニスター掃除機か

現在もっとも人気があるのは、スティック型のコードレス掃除機でしょう。なぜなら、ゴミに気が付いたときに手軽にサッと掃除ができるからです。電源コードがなくコンセントを気にする必要がありません。自由自在に持ち運びができて、狭い場所でも楽々と掃除ができます。まさにストレスフリーな存在。このタイプの掃除機の選び方は以下のとおりです。

 ・掃除能力
 ・軽さと操作性
 ・稼働時間
 ・掃除に便利なツール
 ・お手入れ

どれかひとつが際立っているのではなく、バランスが取れているのが理想だと考えています。それぞれ詳しく見ていきましょう。

掃除能力

現代の日本の家屋においては、8割以上がフローリングなどの硬質な床材のようです。その場合は、過度な吸引力は必要ありません。市販されているどの掃除機であっても、十分にゴミを吸い取ります。しかし、ペットを飼う家庭においては、ブラシやローラーに絡まる毛やその取りにくさ、フードの食べカスや猫砂の弾き飛ばしなど、つねにストレスの原因になっています。

ブラシは各社ともいろいろと工夫していますが、まったく絡まないものはありません。そこに着目して開発された「VC-CLX51」と「VC-CLW31」には、毛が絡みにくい「からみレスヘッド」が搭載されました。特殊な編み込み加工した固めのブラシ(黒)を入れることによって、ブラシの根元まで毛が入り込まず、絡まずに吸い取れるようになっています。

「VC-CLW31」と「VC-CLX51」のブラシ

毛が絡まない「からみレスヘッド」(赤枠)

実際に試してみると、確かにいままでよりも格段に絡みが少なく、多少絡んでもほどけます。これはお手入れが楽でとても助かります。

次になんとかならないかと思うのは、フードの食べカスや猫砂の弾き飛ばし問題です。大きい粒のフードやウッドチップなどの猫砂が床に飛び散っていた際には掃除機をかける前にあらかじめ拾いますが、細かい粒の場合は手で拾いにくいのでそのまま掃除機で吸うことが多いかと思います。しかし、ブラシの回転が高速だと吸い取る前にブラシが粒を弾き飛ばしてしまい、何度も掃除機をかけなければならない……というイライラした経験があるのではないでしょうか。

「VC-CLX51」は、床面を自動で検知し、床面に合わせてブラシの回転速度を変える「床面センシング機能」が搭載されています。フローリングなど抵抗のない床の場合はブラシの回転数を落とすことで、粒ゴミを弾き飛ばすことなく吸い取ります。これはイライラ解消にもなるし、時短+効率的に掃除できます。

抜け毛が絡みにくく、フードの食べカスや猫砂もしっかりキャッチしてくれるのは、掃除のストレス軽減になりとても嬉しい機能です。

軽さと操作性

スティック型掃除機の最大の魅力はその軽さと操作性なので、家庭に適したモデルを選択するためのもっともわかりやすい基準だと思います。抜け毛やゴミが目についたときに、サッと取り出せるポータビリティの高さが求められます。

重量があると掃除が億劫になって、床に落ちた抜け毛を見て見ぬ振りをしてしまうことも。それは本当に本末転倒な行動です。

「VC-CLX51」はパワフルな万能型コードレススティックでありながら、1.5㎏と軽量。「VC-CLW31」にいたっては、トルネオコードレス史上もっとも軽い1.0㎏です。女性の私でも軽々持ち上げられて、エアコンの上部やキャットステップなど、高い所もストレスなく掃除できます。

軽いけど安定感がある「VC-CLX51」

驚くほど軽い「VC-CLW31」

さらに、操作性の良さも継承されています。ラウンド形状の「らくわざフリーグリップ」は、どこを持ってもバランスがよいので、手首に余計な負担をかけません。海外メーカーの掃除機はもともと外国人サイズになっているので、重量があったり手首が自然な状態にならないものも多く見られます。その点、日本メーカーの製品はやはり日本人に合うように設計されています。

スティック型掃除機のもうひとつのポイントは、保管の容易さです。「VC-CLX51」と「VC-CLW31」には純正のスタンドが付属しています。簡単に掃除機が直立するので、置き場所に気を使う必要がありません。このカテゴリのメリットは手軽=便利であること。使ったあとも、サッと片付けできることも重要です。

稼働時間

1回の充電で掃除できる時間や、充電にかかる時間も重要です。「VC-CLX51」と「VC-CLW31」は、約2.5時間でフル充電できます。連続運転時間は、「VC-CLX51」が標準で約35分、「VC-CLW31」が約30分と余裕のスタミナです。

スタンドに立てながら充電

バッテリーを外して充電

スタンドに収納した状態でも充電できますが、バッテリーは簡単に着脱可能なカートリッジ式を採用しているので、近くにコンセントがなくてもバッテリーを取り外して単体で充電ができます。

ちなみにバッテリーは単体でも販売(13,200円)されています。予備バッテリーがあると、これから年末の大掃除などに途中で充電が切れてしまった…という心配がありません。また、現在はバッテリーのプレゼントキャンペーンも実施されているので、興味のある方はお早めに。

掃除に便利なツール

掃除機は広い床だけを掃除するのではありません。狭い場所や手の届きにくい場所を掃除する場合は、掃除機用アタッチメントが便利です。「VC-CLX51」と「VC-CLW31」は以下のようなツールが付属しています。

掃除に便利なアタッチメントたち

すき間ノズル

先端が細く、届きにくい隅の部分や家具の隙間などを掃除するのに役立ちます。窓の桟(さん)には、抜け毛や塵ゴミなどが溜まります。すき間ノズルがあると便利です。

狭い場所や奥などを掃除するのに便利

窓の桟にはコレでないと

丸ブラシ

エアコンや空気清浄機のフィルターやカーテンレール、硬くてデリケートな面を掃除するのに便利な、ブラシがついたツールです。ケージに付着した抜け毛の掃除にも活躍します。

高いところには抜け毛も溜まる

普段掃除できないところもラクラク

ケージには思った以上に抜け毛が付着する

ふとん用ブラシ

ペットと一緒に寝る方も多いと思います。このツールを使うことで、シーツやカバーなどに付着した抜け毛やフケ、ダニなども吸い取ることができます。

けっこう抜け毛やゴミがとれる

アレルゲンは吸い取るのが一番

ピカッとライト

LEDライトを内蔵したツールです。暗いところを明るく照らすのでゴミの有無が確認できます。ハンディでもスティックでも使用できるので、ヘッドだけでなくすき間ノズルや丸ブラシと組み合わせることも可能です。

本体にも延長管にも接続できる

暗い所もピカっと照らす

お手入れ

掃除は、ゴミを吸い取って捨てるまでが一連の作業です。それがスムーズでないとストレスになり、掃除が億劫になってしまいます。サイクロン式のメリットは、その都度ゴミ捨てができることですが、紙パック式のように袋ごとポンと捨てることはできません。

ゴミ捨て。それがサイクロンの難点だと思っています。せっかくゴミを吸い取っても、メッシュの部分に毛が巻き付いて出てこなかったり、ゴミが舞ったりするのです。なかには勢いよく蓋が開くものもあるのですが、かえってゴミの舞い上がりを助長しているようにも……。

何度見てもかわいい毛玉ボール(ゴミですが……)

しかし、トルネオはそんな心配がありません。名前の由来でもある「トルネードプレス」。ダストカップ内に強力な気流を発生させ、ゴミを約1/3~1/4に圧縮します。圧縮された抜け毛などのゴミはボールのように圧縮されるので、捨てる際にもゴミが舞うことなくコロっと捨てられます。

すべてのパーツが分解して洗える

そして、サイクロン部分も含め、すべてのパーツを分解して洗うことができます。ダストカップは帯電防止加工されているのですが、塵は付着します。ティッシュなどで拭き取るだけでは衛生的ではないので、私は定期的に水洗いしています。

掃除機を洗うのは日本人だけのようですが、キレイな掃除機でのお掃除は気持ちがよいものです。

まとめ

これまでもずっとトルネオを愛用してきましたが、今回の新しいブラシは秀逸です。また「VC-CLX51」と「VC-CLW31」はヘッドの先が半透明になったことで、ちゃんとブラシが回転していることが確認できます。「床面センシング機能」によって回転数が落ちると、あまりに静かで本当にブラシが回転しているのか、いちいち確かめていたので(笑)。

「VC-CLX51」は本当にバランスがよく、毎日の掃除に活躍しています。ペットのいる一般家庭にオススメできるモデルです。「VC-CLW31」はすぐに手に取れるところに置いています。本当に軽いので、ゴミが目についたら反射的に使っています。こちらは、マンションなどひとり暮らしやご夫婦のみのペット飼いさんにオススメです。音も静かなので夜間に掃除しても近所迷惑にならないと思います。

今回は、幼いときからたくさんの動物たちと暮らし、猫のブリーダーとして20年以上の経験をもつ筆者の選択基準を紹介しました。ペットを飼うみなさんの参考になれば幸いです。

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