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【猫旅】ホスピタリティ溢れるゲストハウスに愛猫も大満足の福岡ショー旅行

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福岡市博多にある「善き羊飼いの舎」。この宿は福岡空港から2㎞、博多駅から5㎞ほどに佇むゲストハウスです。また、高速のICも近いため、ビジネスや観光にとても便利です。今回も全長234mの日本一の海浜タワー・福岡タワーで行われるキャットショーに参加するために、愛猫のパラシオとともに1泊2日の旅をしました。

最近はこのエリアに猫が泊まれる宿が増えましたが、キャットショーの開催は週末であるため、その宿泊費は猫代金も含めて高額なことが多いのが悩みの種。しかし、今回はその悩みを解消する素敵な宿を、愛猫のパラシオとともにご紹介します。

新幹線でいざ博多へ

前回と同様に、自宅からJR南草津駅まではクルマで移動しました。在来線に乗って15分ほどで京都駅に到着し、そこから新幹線で博多を目指します。

新幹線は事前に「エクスプレス予約」で背中に荷物が置ける車両の一番後ろの席を予約。私はいつも2列席の窓側を予約します。特に「S Work車両」がお気に入りです。この席を利用するのはビジネス目的で移動する人が多いので、基本的に話し声もなく静かです。

みどりの窓口でペットを新幹線に乗せるための「手回り品きっぷ(290円)」を購入し、キャリーバックの見える位置に着けて出発です。

冬場は寒いので防寒対策をします。これまでは、キャリーバック内に「ホッカイロ」を貼っていましたが、今回はモバイルバッテリーで暖めるキャリーバック用の「ホットカーペット」を入手。ぽかぽかで出発です。

福岡市は車線の幅が狭い!?

新幹線は予定どおり博多駅に到着しました。パラシオも快適だったのか静かに寝ていました。今回はあらかめレンタカーを予約していました。博多駅周辺にはいろいろなレンタカー会社がありますが、「駅レンタカー」は博多駅で手続きができるのでとても便利です。

まず、1Fの新幹線中央口を出て左手に進んだところにある「総合案内所」で手続きをします。そのまま筑紫口を出て右手すぐの新幹線博多ビル4Fの事務所に行き、書類を渡すと使用するクルマに案内してもらえます。4Fが駐車場になっているので、ここからスタート&返却することになります。

福岡市をクルマで走ってみると、ほかの大都市と比べると明らかに車線の幅が狭いのです。隣の車線の車がとても近く、大型車が隣に来るとかなりの圧迫感。場所によっては、大型車が車線から明らかにはみ出てしまう場所もあります。

なんでここにS字カーブ? と思う箇所もあります。地元の方に聞いたところ「急な人口の増加(クルマの増加)で道路などの整備が間に合っていない」ということでした。運転に慣れている私でも怖いと思うことがあるので、初心者の方や運転に不慣れな方、自信がない方は、レンタカーは避けてタクシーなどで移動したほうが賢明かもしれません。

和やかなキャットショー

福岡タワーには第1駐車場と第2駐車場があり、十分な台数の駐車が可能です。しかし、近くのPayPayドームで野球やイベントが行われる場合には特別日料金が適応されるので、事前にチェックをすることをオススメします。私が訪れた週末は、残念ながら特別日になっていました😿

キャットショーはTICA傘下のForest Cat Japanが主催するもので、2日間にわたって行われます。会場は、福岡タワーのコンパクトなホールです。コロナ禍の影響もあり一般の見学者は入場できません。子猫の部、成猫の部、ハウスホールドの部を合わせて約35頭の猫の参加です。

1日目、パラシオは8リンクの審査に出ましたが、7リンクでFINAL IN。想像以上の頑張りを見せてくれました。和やかな雰囲気のなかで、猫仲間といろいろな話をしながら楽しく過ごしました。

行きつけの居酒屋で猫仲間と歓談

1日目のキャットショーが終わり駐車場で出発の準備をしていたところ、猫仲間から夕食のお誘いを受けました。前回、福岡に来た際に夕食を食べた「みなみ」という居酒屋に行くことになったのです。ちょうど今回の宿に向かう途中にあるので、立ち寄ることにしました。

お店の方も覚えていてくれたようで、再会を喜んでくれました。手羽先、厚揚げ、もつ鍋、そして地元の「おきゅうと」という郷土料理もいただきました。「おきゅうと」はエゴノリという海藻を干し、煮溶かして小判型に固めた食べ物で、5㎜から1㎝の短冊状に切って鰹節や薬味をのせて食べるというもの。今回はポン酢をかけていただきました。

福岡市を中心に朝食で食べることが多いそうです。独特の食感がありました。96.5%が水分だそうで、ダイエット時にはとてもよいかもと思いました。料理もおいしくて、猫仲間といろいろな話もして、楽しい時間を過ごしました。

ホスピタリティ溢れるリーズナブルな宿

お腹も満たされ、今夜の宿である「善き羊飼いの舎」に向かいます。じつは、この宿には以前に2回ほど泊まったことのある「Yogo Zassho House」とオーナーさんが同じなのです。

「以前にもうひとつの宿に泊まってくれましたよね。何時でも部屋に入れるようにしておくから早く来ても大丈夫ですよ」と数日前に電話連絡をくれて部屋番号など教えていただきました。

泊ったのは3年前のことなのですが、覚えていてくださって嬉しい限りです。当日も携帯にメッセージをくれて、とても親切なオーナーさん。私も「夕食を食べてから伺うので、到着は22時過ぎになります」と連絡を入れておきました。

この宿は住宅街にあり、夜だったこともあり少し迷ってしまいました。駐車場は宿の目の前にあり、無料で停められます。予約時に使用する旨を知らせておきます。今回は角部屋の103号室。部屋の鍵は開いていて、特にチェックインはなく、室内のテーブルの上に鍵が置かれていました。

ペットに関する制限はなく、すべては宿泊する飼い主のモラルに任せているそうです。そのため、ペット宿泊同意書への記入やワクチン証明書等の提示は必要ありません。犬・猫・鳥などが過去に宿泊しているそうですが、嫌なニオイは一切ありません。各部屋はチェックアウト後に高温のスチームクリーナーで除菌・消臭を行っているそうで、衛生面でも安心できる宿なのです。

ストレスフリーの快適なお部屋

室内はとてもキレイで、しっかりと清掃されています。壁も床も傷が付きにくい素材が使用されています。2段ベッドとシングルベッドがあり最大3名の宿泊が可能です。冷暖房完備で、半畳の畳が敷いてあります。

テレビ、テーブル、冷蔵庫、電子レンジ、ポット、電気コンロ、食器、調理器具を完備。食材を持ち込めば簡単な調理も可能です。また、洗面台の横には洗濯機もあるので、長期滞在にも向いています。

このほか、ウオシュレット付きのトイレ、シャワールームなどがあります。また、部屋直結のドッグランも完備されていて、愛犬を連れての宿泊には嬉しい設備です。

ペットは室内に出してもOKなので、ストレスフリーで過ごすことができます。パラシオも楽しそうにあちこち探検していました。ただ、ベッドの下が狭いので入ってしまうと本人が出てくるのを待つしかありません。猫は狭いところが好きなので、チェックアウト時など急いでいる際には注意が必要です。

ペットのケージやペット用品は一切ないので、飼い主が持参する必要があります。食事付きの宿ではないので、食べ物を持ち込まないときにはペットを置いて外出することもあるかもしれません。また、シャワーを浴びたり、就寝するときにはペットから目を離すことになるので、悪戯をするようであればケージを持参する必要があるでしょう。

観光にも便利なロケーション

今回はキャットショーが目的で観光はしませんでしたが、この宿は空港から2㎞、高速のICにも近いという便利な場所にあり、観光には絶好のロケーションです。

有名な太宰府天満宮は本殿のみペット不可ですが、境内なら散歩をすることが可能です。海の中道海浜公園、築後広域公園、油山市民の森などではペットとともに散歩を楽しめます。日本三大修験道場の霊山として有名な英彦山は、リードやハーネスを着けていれば一緒に登山を楽しめます。また、太宰府遊園地もリードやハーネスを着けていれば入園可能です。

そのほか、ペット可のレストランやカフェなどもたくさんありますので、事前に検索して旅のプランを練るのもオススメです。

キャットショー2日目

翌朝、少し大きな音で目が覚めました。じつは、空港に近いので飛行機が飛ぶ音がします。チェックアウトするまでに数回聞こえました。パラシオはその音を聞いても問題はありませんでしたが、怖がりのペットの場合は難しいかもしれません。

宿のチェックアウト時間は10:00です。この宿のフロントは小さな建物になります。クルマに荷物を載せていると従業員の方が出てきて声をかけてくれました。福岡市の場合には1泊1名500円の市税がかかりますのでチェックアウトのときに支払う必要があります。

通常ペット料金は1匹3,000円です。しかし、今回はリピート割引をしていただきました。本当に親切なオーナーさんです。従業員の方もとても優しく、パラシオにも声をかけてくれて幸せな気分で宿を後にしました。さあ、キャットショー2日目に出発です。

30分ほどで福岡タワーに到着しました。2日目のパラシオは慣れたのか1日目より堂々としています。そのせいもあってか6リンクの審査の全リンクでFINAL IN。頑張ってくれたパラシオは本当に感謝です。

16:00にはキャットショーも終了し、会場を後にしました。途中でガソリンを満タンにして、博多駅を目指します。レンタカーを返却する駅ビルの駐車場入口が少しわかりにくく緊張しながらの運転でしたが、無事に返却時間でに到着することができました。

新幹線の発車まで時間があったので、もつ鍋セットと明太子を駅の土産店で購入して、帰路につきました。

まとめ

今回の旅もキャットショーへの参加が目的でしたが、「善き羊飼いの舎」はストレスフリーの快適な宿でした。宿泊費はほかのペット可ホテルと比べると格安で、部屋もキレイで衛生的。そして、なによりも宿のオーナーさんと従業員の方が優しくて、ホスピタリティ溢れる宿だと思いました。

ほかの宿泊客もいたようですが、生活音やペットの鳴き声も聞こえず静かでゆっくりと過ごせました。ぜひまた宿泊したいと思います。

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