ナイトドライブで映えること間違いなしのアイテム
スズキ ジムニーやトヨタ ハイエースといった車種のドアモールやプロテクターを手がける埼玉県八潮市に工場を構える「愛工房(めぐみこうぼう)」。これまでも「貼りモノ」ドレスアップや、シフトノブやサイドステップカバーといった「実用的カスタム」パーツをラインアップしてきた同社だが、今回は新製品「イルミネーションマット」がリリースされた。
制作のきっかけとなったのは、仕事で付き合いのあるフロアマットメーカーの若い社員の「フロアマットを光らせたいのですが、試しに作るとしたらどのクルマが良いですか?」という他愛もない会話。愛工房 代表取締役の天野信昭氏は「んー、じゃあ、ハイエースでやる?」という流れで、企画から制作まで3カ月で完成した。
製品は、運転席・助手席・センターマットの3点に、発光体ユニットと専用リモコンが付属する。運転席と助手席マットのフチにはLEDがぐるりと1周縫い込まれているのが特徴だ。
実際に取材時に点灯している状態を見ると、まるでクラブに居るかのような感覚に陥るほどムーディな空間を演出している。明るさの調整もできる光のコントロールは、付属のリモコンで変更することが可能。その日の気分で変えられるのも嬉しい。
カラーバリエーションは8色
LEDのカラーバリエーションは、レッド、グリーン、ブルー、ホワイト、オレンジ、イエロー、シアン、パープルの全8色が用意されている。また、カーオーディオの音楽に合わせてカラーが変わるモードを備えている点もポイントだ。
取り付け方法は、純正のフロアマットを外し、イルミネーションマットを運転席・センター・助手席に装着。運転席側のイルミネーションマットは、純正マット用のギボシに合わせて穴が開けられているので、簡単に取り付け可能である。
配線の取り回しこそ、オーナー自身で行わないといけないが、脱着式のライトストリングと発光体ユニットを差し込み、ネジで締め込むだけで完成となる。電源はUSBから取るようになっているが、ハイエースにはUSBポートが標準装備されていないので、あらかじめ社外品を自身で用意する必要があるので注意していただきたい。
マットは丸洗いできる
また、マットに装着されているLEDは熱を発生せず、ライトストリングが脱着式で光源体ユニットは別にあるため、汚れた場合は丸洗いが可能。外の汚れを持ち込みやすい部分だからこそ、LED光源を気にせず、これまで通りに使用できる“配慮”も嬉しい。