グランスポーツベースのワンオフモデル
2024年7月22日~24日にRMサザビーズがドイツ・バイエルンアルプスで開催したオークションにおいて、ブガッティ「ヴェイロン 16.4 グランドスポーツ ソレイユ・ドゥ・ニュイ」が出品されました。中東のカスタマー向けに特別に製作された「ソレイユ・ドゥ・ニュイ」は、2009年のドバイ・モーターショーで発表された経歴を持つ1台でした。
150台しかないヴェイロン 16.4
1998年にVWに商標権と製造販売権を譲り渡し、2000年に正式なスタートを切ったブガッティ・オトモビル社。1999年の東京モーターショーでコンセプトカーの「EB18/4 ヴェイロン」が披露され、翌年のパリ・サロンでは搭載エンジンをW型18気筒からW型16気筒へとあらためたほぼ生産型の「ヴェイロン 16.4」が発表された彼らのファーストモデルは、1001psの最高出力や407km/hの最高速など、これまでのスーパースポーツの常識を書き換える、まさに歴史的な作として大きな話題を呼んだ。