バブル時代の日本でも持て余し気味だった? 12気筒の高級クーペ
独バイエルン州ミュンヘンといえば、カーマニアにとってはBMWの故郷、聖地として認知されています。100年前には鉄道車両の点検・修理に使われていた施設を改装したという、自動車エンスージアストの楽園「モーターワールド・ミュンヘン」を会場とし、2024年11月23日にRMサザビーズ欧州本社が開催した「Munich 2024」オークションでは、さる個人コレクションが「The Munich Masterpieces Collection(ミュンヘンの傑作コレクション)」と銘打ち、聖地でのオークションに相応しく2輪・4輪合わせて24台の素晴らしいBMWを出品しました。今回はその出品ロットの中からBMW「850Ci」をピックアップ。そのあらましと注目のオークション結果についてお伝えします。