来年は「大阪オートメッセ」で
GT-Rがど真ん中に展示か!?
2月12日、ついに「日産/ニスモ」の2018年モータースポーツ活動について発表された。
GT-Rが活躍するスーパーGTでは、NDDP RACING with B-MAXがGT500クラスへとステップアップ。今年こそ日産勢のチャンピオン奪還が期待されている。
GT-RはハコスカでもR32スカイラインGT-Rに始まる第2世代”R”でも、いつの時代もレースで圧倒的な強さを見せてきた。そのDNAを受け継いだR35GT-RもスーパーGTにおいて2連覇を果たすなど輝かしい戦績を残している。しかし、昨年、一昨年とレクサス勢の後塵を拝しており、日産ファンは心中穏やかではない。
が、2018年こそ! もしかしたらGT500とGT300のダブル王者に輝くかもしれない。そんな期待を持てる体制発表となった。
まずGT500クラスはニスモの23号車「MOTUL AUTECH GT-R」が松田次生/ロニー・クインタレッリというエースコンビで変わらず。もっともチャンピオンに近い立場にいる。
そしてGT300クラスからステップアップしたNDDP RACING with B-MAXは3号車として「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」を走らせる。本山哲/千代勝正という昨年までの46号車コンビ。そして長谷見昌弘監督が久々にGT500で采配を振るうことになった。そして大阪オートメッセの会場にも展示されている「カルソニックIMPUL GT-R」は佐々木大樹/ヤン・マーデンボローがステアリングを握る。闘将・星野一義監督は2016年以来の優勝を目指し、今から心は燃えているに違いない。
そして近藤真彦監督率いるKONDO RACINGはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠の二人で「フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R」を走らせる。高星明誠は2017年の全日本F3チャンピオンであり、GT500でどのような走りを見せるのか今から楽しみだ。
さらに、GT300にも大いに期待が持てる。まずNISSAN GT-R NISMO GT3の2018年モデル(GT-R NISMO GT3エボルーション)が2台走ることが決定。昨年までGT-RとAMG GT3を走らせていたゲイナーがGT-Rの2台体制となったのだ。ドライバーは11号車「GAINER TANAX GT-R」がエース平中克幸/安田裕信。10号車「GAINER TANAX triple a GT-R」が星野一樹/吉田広樹。戦闘力が大幅にアップしたと言われるGT3エボルーションで、必ずやチャンピオンを獲得してくれるに違いない。
「大阪オートメッセ」はカスタマイズ好きだけでなくモータースポーツ好きも楽しめるイベントとなっている。GT-Rだけでも、カルソニックIMPUL GT-RがスーパーGTの屋外ブースに、MOTUL AUTECH GT-Rが日産とNGKブースに展示されている。
来年の大阪オートメッセは恐らく「スーパーGT王者」として凱旋してくれるに違いない。
(レポート:GT-Rマガジン編集部)
元の投稿: Auto Messe Web
日産が2018年の「スーパーGT」モータースポーツ活動を発表