先月は都心にも大寒波が襲来し、例の如くちょっとしたパニックになりはしたが、そういった例外的な事象を除けば関東地方は連日晴天御礼。
関東地方が晴れるということは、峰々を挟んだ反対の日本海側は大荒れということにつき、年老いた両親が暮らす実家の屋根雪下ろしがここ最近は心配のタネ、やあマルサンです。
そんな雲ひとつない抜けるような青空の元、2/8(木)「やすだ三郷店」にガチノリにやってきた。
やすだ三郷店でのガチノリは、前回から約1年3ヶ月ぶりと結構な久々となるが、それゆえに不安要素が付きまとう。
1年3ヶ月という月日の流れの中では、ホールの主役機種達はどんどん世代交代しているだろうし、あまつさえ法改正まで行われ、更には実家に電話したら声を忘れられていてお袋からオレオレ詐欺かと疑われるくらいの年月だ。
最後のはあまり関係ないが、要するにとかく移り変わりの早いこの業界において、ポッカリ空いた時間の穴は立ち回りのマイナスポイントにしかならないと言うこと。
そのような状況の下、ホールという戦場に赴く今回のパチスロソルジャーはこの二人。
▲スイカ男と上條ロー
彼らとて一撃が誇る海千山千の精鋭。腹は出てるが、それもプライベート稼働で私腹を肥やしまくった結果だと考えれば納得もいく。
お前らなら1年3ヶ月というタイムラグなどモノともせずやってくれるだろう。
さあ、今日の天気のようにスカッと勝ってこい!
朝イチは大都
やすだ三郷店さんは2/6にリニューアルオープンしており、つまりガチノリが行われる本日はリニューアル3日目ということになる。
スロットコーナーにおいては、「ミリオンゴッド-神々の凱旋-」「アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-」の最強ゴッドブラザーズの増台が行われた模様。
となれば当然増台シマは最も有力な選択肢の一つとなるわけだが、彼らの思考はそんな単純ではない。
スイカ男が選択したのは、リニューアル期間中ということもあり、そんな中でも状況が良いと判断した「押忍!番長3」。狙いとしては王道な立ち回りと言えるだろう。
一方の上條は、当然ゴッドも視野には入れていたが、最終的には意外な選択と言える「政宗2」をチョイス。
言わずもがな、ゴッドブラザーズは掴んだ時の見返りこそ大きいが、逆を言えば目も当てられない結果になることもしばしば。
掴み損ねた時に被る甚大な被害を考慮し、それよりも前日よさ気な履歴の政宗2の据え狙いから様子をみる上條。
といった感じで、各々の特徴が如実に表れた、ある意味"らしい"朝イチとなった。
とにかく投資が嵩む・・・
朝イチこそ及第点以上の立ち回りを披露した二人だが、その後は苦しい展開が続いてしまう。
とにかく初当りが重く、やっとこさ当たっても出てくるのは奥州ボーナスという残念ボーナスばかり・・・。
何とかARTにぶち込むも単発終了というお約束どおりの展開に上條はもがき苦しむ。
スイカに至っては、「大1枚入ります!」という全く嬉しくない報告が、約1時間に1回のペースでライングループに来る始末。
ART終了後の引き戻しが良好につき、まだまだ追う価値はあるといったところだが、上條と同様苦しい展開なのは間違いない。
それぞれの道へ
「5枚目はいります。すいません、天井いきます。」
スイカ男からこのたわけた報告が来たのは、もうおやつの時間も押し迫った頃。
息抜きに昼飯休憩を挟んでも一向に流れは改善せず、丸焼きにしてやろうかと一瞬頭をよぎったが、天井直前で射止めたARTで「一撃の番長マイスター」らしい展開を披露する。
絶頂対決に突入し、あれよあれよの14セット乗せ!
こりゃ逆転あるで、マジで!
流石お前はただのデヴじゃないな。丸焼きにしなくてよかったわ~。
スイカ男が歓喜の展開に沸きあがっていた頃、そう言えば相方の上條の姿が見当たらない。
やすだグループのプライベートブランド機「YASUDA7」をペシペシと打つ上條。
彼の背中から発せられる悲哀のオーラを感じ、私は心の中で「頑張って・・・」とだけ呟き、そっとその場を後にした・・・。
結果報告
■スイカ男