愛知県警は、カンボジアを拠点とした特殊詐欺グループの「かけ子」リクルーター間の金銭トラブルを巡り、リクルーターの男を脅迫したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系四代目弘道会傘下幹部・東虔容疑者(62)=韓国籍・愛知県名古屋市港区=と、「かけ子」リクルーターの飲食店経営・山下朋晃容疑者(42)=愛知県刈谷市=の2人を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。

愛知県警察本部
東容疑者と山下容疑者は2025年8月、愛知県高浜市内のバーの駐車場で別のリクルーターの男(34)=誘拐罪などで起訴=に対し、暴力団の威力を示した上で「金の件で揉めてるでしょ。渡世としてケジメとらなかん。これは誰の案件なの。君の上の人を言って。そいつらと金の話をするから。言わないと詰めないといけなくなる」などと脅した疑いが持たれている。
山下容疑者らは借金を抱えていた知人を「かけ子」としてカンボジアの詐欺拠点に送り込んだ報酬などを巡り、脅迫されたリクルーターと金銭トラブルになっていて、山下容疑者の後ろ盾とみられる東容疑者が介入し、金を脅し取ろうとしたとみられている。
県警は2人の認否を明らかにしていないが、2025年5月にカンボジア北西部ポイペトの詐欺拠点で、特殊詐欺グループの日本人男女29人が現地当局に拘束されたことに関連した事件とみて調べを進めている。
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特殊詐欺「かけ子」リクルーター間の金銭トラブルで脅迫…山口組系弘道会傘下幹部ら2人を逮捕

