韓国・釜山から福岡空港を経由し、金塊約60キロ(2億7600万円相当)を密輸したとして、福岡県警などは16日、韓国籍の自称自営業、チェ・チョル被告(47)=関税法違反罪などで起訴=を同法違反容疑で再逮捕したと発表した。運搬役ら12人と共謀して持ち込んだとみられ、容疑を認めているという。
ほかに特定危険指定暴力団・工藤会の元組員で会社経営、林博之容疑者(51)=山口県下関市大坪本町=と、韓国籍の自営業、青松康浩容疑者(57)=東京都台東区台東4=の2人も逮捕した。逮捕容疑は2017年10月31日、釜山の金海国際空港から福岡空港まで運んだ金塊約60キロを必要な届け出をせずに隠し、日本に入国した疑い。