改造人間であるヴィンスモーク家の兄弟達。
電撃や毒といった、人間離れした特殊な能力を使う。
その能力については、これまでにも「コードネーム」から想像したり、レイジュの能力発動の様子から「昆虫」との関連性を考えたりもしてみた。
今回は、これまでの戦闘描写から彼らの能力についてもう少し考えてみたい。
まず、ヴィンスモーク兄弟が特殊な能力を授かった要因は、父ジャッジによる「血統因子の操作」によるもの。
血統因子とは、こちらの言葉で言う「DNA」だろう。
遺伝情報を記録している物質「DNA」
情報を保存しておく媒介としての役割があり、遺伝子の本体であるといえる。
「生命の設計図」という表現が使われる理由は、このDNAに生物を作るのに必要な情報がすべて詰まっているからだ。
この「血統因子」上の「設計図」を書き換える事で特殊な能力が発現したものと考えられる。
では、どんな「書き換え」をすれば、あのような特殊な能力が備わるんだろう?
あの世界で、特殊な能力の代表格と言えば「悪魔の実の能力」。
かつてジャッジと共に研究をしていたベガパンクが成した偉業の中に「悪魔の実の伝達条件の解明」「血統因子の発見」というモノがある。
「悪魔の実を食べた人物がどのような変化を経て能力を授かるのか」を解明したんだろう。
ここからは推測になるけど、それは「血統因子の変化」によるものだと考える。
悪魔の実の能力者が誕生する過程をこう仮定するならば、ジャッジの行った「血統因子操作」でも人工的に「悪魔の実の能力者」風の人間を作れるのではないか…
それがヴィンスモーク兄弟なのではないか、と。
元の投稿: ワンピース.Log 考察/伏線/謎/予想/感想/まとめ
ヴィンスモーク兄弟の能力は血統因子操作により「悪魔の実の能力」を組み込んだ?