第899話“最後の砦”にて、これまでホールケーキアイランドの首都スイートシティにいたモルガンズとステューシーが忽然と姿を消した。
奴らを捕らえろ!!
もしもの時国外に情報がもれちまう!!
特にあの新聞屋だけは!!
モンドールがこう慌てるのも無理はない。
モルガンズは世界経済新聞社の社長、ここで逃せば近いうちにこの度のBM海賊団の失態を大々的に世界に報じるだろう。
そしてステューシーの正体はCP0に属する諜報員なのだが、それを知らないモンドール達にとっての優先度は高くないようだ。
しかし、人の口に戸は立てられないものだ。
ステューシーにしても、“闇の帝王”と呼ばれ、世に蔓延るあらゆる「闇」と繋がっている。
いずれにしても、この2人を国外に出してしまえば四皇の名声が地に堕ちるのは目に見えている。