警視庁池袋署は、神奈川県の高齢女性から現金200万円をだまし取ったとして、詐欺グループの現金受け取り役の採用担当の男ら3人を逮捕した。
指定暴力団・稲川会系組員、木下真介容疑者(22)ら3人は仲間と共謀して去年5月、神奈川県伊勢原市の70代の女性の息子を装い「浄水器の仕入れで金を使い込んでしまった」などと嘘の電話を掛け、現金200万円をだまし取った疑いが持たれている。
他に逮捕されたのは、西浜晃一容疑者(31)、池端良彦容疑者(41)。
警視庁によると、木下容疑者は関東を中心に振り込め詐欺を繰り返すグループの現金受け取り役の採用を担当していて、別の詐欺事件に関与したとして3月に逮捕・起訴されている。取り調べに対し、木下容疑者は黙秘している。