世界最大級のマーケティング調査・データ分析会社のニールセンが、アメリカにおける健康・ウェルネス市場についてのインサイトを公開しました。これは、コンビニエンスストアを含む全店舗を合わせた、米国における2017年12月30日までの52週間の合計から、消費者の意識や行動、背景から潜在的な購買意欲を分析したものです。
このレポートからわかることは、「より健康な生活を送りたい」「従来の製品よりも体に良い食品や飲料を選びたい」という消費者の想いということです。製品の原材料について、米国の消費者の68%が食品に何が「含まれていないか」に関心があると答えています。人工着色料など好ましくない添加物や特定の原材料を「不使用」とした製品を選ぶなど、健康的または社会性を意識した食品を優先して購入する意向であることがわかりました。