デジテックでお馴染み「オフィスM」ならではの
目立たないけどズゴいデモカーメイク術
メルセデス・ベンツのセダンをカスタマイズする場合、最も重要なのは快適性を損なわない事。
だが、それが一番難しく、特にマフラーサウンドは好みが大きく影響するパート。クルマ好きの快音を同乗者が不快に感じる場合もある。そんな部分もしっかりと対応して仕立てた1台を紹介したい。
セダンの理想的な機能やサイズを身につけたメルセデス・ベンツの新型Eクラスは、優秀なスポーツセダンである。しかしAMGはともかく、最もベーシックな2Lターボエンジンの搭載モデルはカスタマイズ好きにとっては物足りなさは否めない。何かひと工夫を施したいが、セダンとしてのユーティリティは崩したくないところだ。そんなユーザーの要望に、メルセデスのプロショップである「オフィスM」が応えた。
まずは純正パーツを多用して上級グレードのE63ルックに。さらに乗り心地を損なわずにローダウンし、インチアップに合わせてブレーキもAMGによる足元の主張も抜かりない。
また、「オフィスM」らしくパフォーマンスの向上も実践。オリジナルのダウンパイプとスポーツキャタライザーで、排気音が大きくならないように排気効率をアップ。吸気系には「バーガーモータースポーツ」のエアクリーナーを装備した。