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改造車

クセモノ・スタンス 妄想オマージュカスタム大作戦

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CASE 1

なさそうでありげなボーイズレーサー現代復活版

なさそうでありげなボーイズレーサー現代復活版

ブリフェンのみならず、フロントバンパーも初代シティのシルエットを巧みに取り入れているのがポイント。ホンダアクセスさんに実車化してもらえたら冥利に尽きます(笑)

 

ベースカー ホンダ・フィット(販売中)× オマージュネタ シティ・ブルドッグレーサー(’84~’85年)

ベースカー ホンダ・フィット
オマージュネタ シティ・ブルドッグレーサー

 

現代版ブルドッグに豹変!?

主力はハイブリッド車ながらも、スポーティグレードのRSグレードも存在し、ボーイズレーサーの側面を持つ現行GK 系フィット。社外のワイドボディキットも国内外でリリースされているが、丸型のオバフェンばかりのため、ブリスターフェンダー+極太のエアロディスクホイールで80’sテイストのヒネリを効かせてみたのがコチラのイラスト。オマージュカスタムの元ネタとして起用したのは、ブリスターフェンダーを純正採用した初代シティのターボⅡ。だがノーマルボディでは迫力に欠けるため、’84〜’86年頃に行われていたワンメイクレース「シティブルドッグレース」の競技車両に採用されたムーンクラフト製のN2ワイドボディキットをインスパイアした。ちなみにフィットは海外市場では“ジャズ”の名のもとシティの後継車種として販売されているため説得力もバツグン。こちらはN1仕様を彷彿とさせるデザインのシビックからの着想。

 

CASE 2

地味級セダンに昭和ハイソカーの威風堂々感をMIX!!

地味級セダンに昭和ハイソカーの威風堂々感をMIX!!

デボネアAMG風のグリル&バンパーによって、ベース本来の鼻ペチャなノーズを刷新。押し出しの効いた面構えはライセンス生産で台湾のみ現行販売されているビッグマイナー版“グランドランサー”にどこか相通じるモノを感じる。

ベースカー 三菱ギャラン・フォルティス(’08〜’15年)× オマージュネタ デボネアAMG(’86〜’88年)

ベースカー 三菱ギャラン・フォルティス
オマージュネタ デボネアAMG

ランエボとは別テイストのイカツいエアロフォルムで魅せる!!

ランエボⅩの実質上のベースながらも、国内販売ではランサーを名乗らずギャランの後継車種として販売されたギャラン・フォルティス。キザシほどの不人気ではなかったものの、いつの間にか消えていた地味センな高年式コンパクトセダンを、威風堂々のルックスにリファインさせるべく思案。その結果思いついたのが、ハイソカーブームど真ん中の時代に黒歴史級の失敗作として語り継がれるデボネアVのAMGコラボモデルオマージュ。約4年に渡るモデルレンジでたった300台足らずしか売れなかったほど超がつく不人気車だが、イカツいフォルムは今みると新鮮。同時期に存在したギャランAMGの存在はあえてガン無視のうえで、AMG 独特のフェイスデザインをトレースしているのが特筆だ。

 

CASE 3

最新の軽カーを時代錯誤テイストでキメッ☆

最新の軽カーを時代錯誤テイストでキメッ☆

通称“クレタク”ことホンダの原チャリ、クレージュタクトのカラーリングをそのまま落とし込んだ、前時代的なファンシームードレトロなクセモノ臭むんむん。ローダウンと13〜14インチのクレージュ当時物アルミ、あとはラッピングでクレージュカラーに仕上げれば、このレンダリングを完コピ可能。どなたか実際にチャレンジしてみませんか!?

 

ベースカー ムーヴ・キャンバス(販売中)× オマージュネタ ACクレージュ

ベースカー ムーヴ・キャンバス
オマージュネタ ACクレージュ

どこかVWバスちっくなツートンカラー、メッキバンパー風のオプションモールetc、レトロ調の純正ドレスアップを備えたダイハツの最新の軽ミニバン「ムーヴ・キャンパス」。その持ち前のキャラを逆手にとって、お手軽パーツに頼ることなくヒネリを効かせてみたのが、レノマ仕様の80’sプレリュードよろしく、’80年代に存在した“女性仕様車”のまんまノリをいく“仮想アンドレ・クレージュ仕様”だ。ACロゴの当時ホイールを奢った以外は、カラーリングのみのカスタマイズという想定ゆえ、実車で再現するのは極めてイージーなのが見逃せないトコロ。イマドキの若いギャルよりも80’sの青春時代にクレージュタクトを転がしていたようなオバさん層にガチでウケそうな気がしなくもないんですが……。

 

“個性”や“カッコよさ”とはオーナーやビルダーの想像力やセンスも重要だが、セオリーの概念にとらわれないオマージュやミクスチャーによって生み出された偶然の産物というケースまで多種多様。昨今のスタンス系にみるオバフェンブームやネオクラデザインのホイール流行といった事例も、流行の発端は定番にハマらず昔の流行をトリビュートしながら、現代的センスで洗練させたことに起因するといっても過言ではない。てなわけで試行錯誤のもと、温故知新のスタイルをトリビュートしつつ、先に紹介した3台のクセモノのやり口を参考に型破りなマニアック臭プンプンの妄想レンダリングをデッチ上げてみた。笑うもよし、定番打破カスタムの参考にするのも大いにアリだ。

 

 

芸文社 / カスタムカーvol.475

イラスト/センシストワァクス 構成・文/コンヒデキ

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元の投稿: 車 カスタムカー, 改造車 専門WEBマガジン | tuners(チューナーズ)
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