3つの系統に分かれている「悪魔の実」
その内「ゾオン系悪魔の実」にのみ亜種が存在するものがあり、それらは「モデル」として区分される。
ちなみに、モデルによる区分は便宜的なもので、其々の実はまったくの別物だそう。
今回はその中でも、世界で5種確認されている“トリトリの実”についてまとめてみたい。
ちなみに5種というのは、アラバスタでのペルのセリフから。
“トリトリの実”モデル“隼(ファルコン)”
世界に5種しか確認されぬ
「飛行能力」をご賞味あれ…
この時ペルは、「飛行能力」という表現を使っているが、これは“トリトリの実”の事を指していると思われる。
もしも本当に、単なる「飛行能力」についてであれば、他にも空を飛べる実はある。(※ムシムシの実やグルグルの実など。)
さて、その5種の“トリトリの実”…
実は、劇場版や公式のイベント等で登場したものも含めると、既に全て登場しているのではないか?と。
それらも含め、5種の“トリトリの実”(仮も含む)を挙げてみたい。
[① モデル“隼(ファルコン)”]
アラバスタ王国 護衛隊 副官ペルの有する悪魔の実。
隼に変身し、空を自由に飛び回る事ができる。
ペルは「アラバスタ最強の戦士」と呼ばれ、その能力から“ハヤブサのペル”の異名を持つ。
アラバスタではハヤブサはジャッカルと共に王家の敵を打ち滅ぼす守護神として崇められる存在だそう。
[② モデル“不死鳥(フェニックス)”](仮)
白ひげ海賊団一番隊隊長マルコの有する悪魔の実。
正式な名称は公開されていないが、自然系よりも希少と言われる動物系幻獣種の悪魔の実。
全身に青い炎を纏う大きな不死鳥の姿に変身できる。
その青い炎は「復活の炎」と呼ばれ、これを纏っている限り驚異的な速度で傷などを回復することが可能。
しかし回復力には限界があり「不死」というわけではない。
[③ モデル“鵺(ヌエ)”]
2017年秋に京都で開催された公式のONE PIECEイベント「京都麦わら道中記~もうひとつのワノ国~」。
その中の、大覚寺で行われた「魔獣と姫と誓いの花」展に登場したキャラクター・トラツグが食べた悪魔の実。
「ワノ国」の浜辺に偶然流れ着いた悪魔の実を、飢えと渇きに耐えられず食べてしまった脱獄囚トラツグ。
その果実の呪いにより、トラツグは巨大な妖怪ヌエへとその姿を変えてしまう。
その「魔獣と姫と誓いの花」展の中で、ロビンがその悪魔の実の名前を「トリトリの実の幻獣種 モデル“ヌエ”」と言っていた事から判明。
手足はトラ、顔はサル、胴はシシ、尾はヘビ…なのになぜ“トリトリの実”なのかは解せないが。笑
「鵺」の漢字に「鳥」が入ってるからかな?
[鵺の由来](コメント欄より)
鵺は元々、森の中で夜中に「ヒョーヒョー」と細い声で鳴く「トラツグミ」という鳥の事で古事記や万葉集などに書かれています。その寂しげな鳴き声が平安時代になると人々から不吉の象徴と思われる様になりました。実際、平家物語には「猿の頭、虎の手足、狸の体、蛇の尾を持った鵺(トラツグミ)の声で鳴く得体の知れない妖怪」と記されており、この時点では名前は存在しませんでした。それが後の時代に妖怪の名前自体が「鵺」とされる様になり現在に至っています。ですから鵺の由来などを踏まえれば「動物系幻獣種トリトリの実 モデル"ヌエ"」というのはあながち間違いとは言えないと思います。
元の投稿: ワンピース.Log 考察/伏線/謎/予想/感想/まとめ
[ワンピース まとめ] 世界に5種の“トリトリの実”は既に全て登場している?