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2017年、指定暴力団・浪川会の本部がある大牟田市内のビルで起きた発砲事件の裁判で、検察は、指定暴力団・道仁会系の元幹部に懲役7年を求刑した。
道仁会系の元幹部、榎芳秋被告は、2017年10月、浪川会の本部事務所がある大牟田市内のビルを訪れた際、拳銃1丁と実弾23発を所持していたとして、銃刀法違反の罪に問われている。
榎被告と対応した組員がもみ合いになり、その際に銃弾2発が発射された。
22日の裁判で検察側は、「敬愛していた道仁会の元会長が殺害され、浪川会の会長に引退を迫るために押しかけた危険で悪質な犯行だ」として懲役7年を求刑した。
一方、弁護側は、「組織的犯行ではなく罪を認めて反省している」として、刑を軽くするよう主張、判決は来月21日に言い渡される。