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札幌北署は25日、北海道石狩市で起きたナマコ密漁事件で、新たに指定暴力団・山口組系弘道会傘下、「二代目正道会」組員で自営業、小笠原敏容疑者(44)=北広島市=と、小山内真一容疑者、木村和樹容疑者ら5人を道海面漁業調整規則違反などの疑いで逮捕した。この事件で逮捕者は16人になった。
5人は5月29日深夜~30日未明、組員ら11人と共謀し、石狩市浜益区の沖合で、ウェットスーツやボンベなどを使い、ナマコ約450キロ(約225万円相当)を密漁した疑い。小笠原容疑者ら4人は容疑を認め、木村和樹容疑者は「なんで逮捕されたのかわからない」と容疑を否認している。
一方、稚内市のナマコ密漁事件で、稚内署は25日、留萌市、無職の男(24)を同規則違反容疑で逮捕した。同事件での逮捕者は10人になった。男らは7日未明に稚内市声問の海岸でナマコ約400キロ(200万円相当)を不法に所持した疑い。