古き良き’50sのアメリカ車を象徴する
カーデザインこそ「テールフィン」だ!
第二次世界大戦後、アメリカ車は1948年頃から戦後設計のニューモデルが続々と市場に投入されることとなった。
その中で、最もエポックメイキングなモデルと言えば、1948年型のキャデラックだろう。
このモデルこそは、その後10年以上にわたってアメリカは元より全世界のカーデザインに大きな影響を及ぼすこととなる、いわゆる”テールフィン”を導入した最初の存在だった。テールフィンを考案したGMのデザイナー、ハーレイ・アールは、ロッキードP-38戦闘機の尾翼からインスパイアされたことを自ら語っている。