700HPを発揮するモンスターマシン、
ヨルグ・ミュラーが好タイムを叩き出す
BMW M5をベースにチューニングモデルの開発を進めている「ACシュニッツァー」。先頃、最終段階のテストがドイツ・ニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)で行なわれ、結果は良好だったようだ。
テストドライバーは、ミスターBMWことヨルグ・ミュラー。BMWのトップガンであり、デイトナやスパ、そしてニュルといった名だたる24時間レースで勝利を得ている凄腕レーサー。昨年までBMWチーム・スタディでSUPER GTに参戦していたこともあり、日本でもお馴染みのドライバーだ。
今回のタイムアタックで用意されたM5は、ACシュニッツァーの鍛造21インチホイールに、KWチームと共同開発した車高調整式サスペンション”V4″、カーボン製のエアロパーツなどを装着。そしてエンジンはECUと排気系の変更でノーマルより100 HP/100Nmアップとなる700HP/850Nmまで引き出されている。