[週刊少年ジャンプ40号]
(コミックス派の方はネタバレを含みますのでご注意を)
第916話“ワノ国大相撲” 感想。
目次を付け、各ブロックごとに感想をまとめる形式で。
〇鬼神の形相 横綱浦島
〇浦島の面子と横綱の品格
〇自然体で煽るお菊ちゃんの実力
〇ルフィの海vs浦島
〇イカツくも可愛いSMILE能力者
〇光月家は悪霊一族!?
〇ホールデムのライオンの前足
〇反カイドウ?盗賊“酒天丸”
鬼神の形相 横綱浦島
お菊にフラれた上にマゲも斬られてしまった浦島の顔は、怒りを通り越して「鬼神の形相」。
「相撲」「形相」でググってみたら、「平成の大横綱」と呼ばれた貴乃花が出てきた。
その貴乃花が最後に優勝した2001年の1月場所、怪我をおして出場した取り組みで勝利をおさめたものの、その凄まじい痛みによりその表情は「鬼の形相」「鬼神」と評されたらしい。
今回の「鬼神の形相」は、そこから取ってるのかな…今年で平成も終わるし。
ちなみに、この時の貴乃花に対して時の総理大臣である小泉純一郎は「痛みに耐えてよく頑張った!! 感動した!!」って言葉を残したけど、今回の浦島は…感動とは程遠いなぁ。笑
ちなみにその浦島を見て「鬼神の形相!!!」て言ってる男がモジャ髪にツノ生えてて「鬼」っぽいのが面白かった。アンタも鬼やで!笑
浦島の面子と横綱の品格
怒り心頭の浦島は、こんな台詞を吐いていた。
「おれはお菊をバラバラにしねェと面子が立たねェ!!!」
「脳を割って見せしめにしてやる!!」
現在の感覚からすると、そこまでしちゃったら逆に横綱としての面目のナニもありゃしないって感じだと思うんだけど、ここはONE PIECEの世界「ワノ国」!
ここでは、それが横綱としての面子を保つ方法で、それを成せば「さすが横綱」と民達は称えるんだろうかね?
ちなみに、現代には横綱の品格って言葉がある。
[横綱の品格]
一、相撲に精進する気迫
二、地位に対する責任感
三、社会に対する責任感
四、常識ある生活態度
五、その他横綱として求められる事項
まぁ、これも些か曖昧な文言だから、その時代時代によって解釈は変わってきそうだけども。
ワノ国では、あれがスタンダードだと認識するしかないね。笑
そういえば、いつかのコメント欄に書かれていたんだけども、ワノ国は若干男尊女卑の感があるよね。
錦えもんもセリフからもよくわかる。
女なれば男の後ろ三歩下がって淑やかに
慎ましく物を申せ!
そのあたりも、今回の件に少なからず絡んでるのかなー?とか思ったり、思わなかったり。
自然体で煽るお菊ちゃんの実力
既に怒りが頂点に達している浦島に対してお菊は更に煽る。
──でもやっぱり
手を上げる程度の男……!!
いいね。笑
ただ可愛くて強いだけじゃない感じが!
しかも、浦島の“彼岸張手”が眼前まで迫っているのに、あまり焦ってない感じなんだよね。
「きゃーーっ!!!」も若干棒読みっぽい。笑
結果的に、ルフィの“ゴムゴムのつっぱり”で救われたけど、それが無くてもお菊は自分でなんとかできたと思う。
その後敵との乱戦になる時、ゾロに「拙者どうしましょう」って聞いた時「とぼけるな 援護はしねェぞ!!」とも言われてた。
これは「援護なんか必要ないくらいの実力がお菊にはある」って事だよね。
なのに、人を斬ること自体には多少の躊躇もある感じ。
なんとも不思議な魅力があるなぁ、お菊ちゃん。笑
ルフィの海vs浦島
お菊を助けた流れで、そのまま突入したワノ国「大相撲」博羅場所!
“相撲取りたい海賊”ルフィの海VS“横綱”浦島
浦島の技は「彼岸張手」「菩薩張手」「耳潰し「目潰し」
そのどれもがルフィには通じず。
決まり手は「ゴムゴムの巨人の(ギガント)つっぱり」!!
ワノ国一のすもう取り“横綱”浦島でさえ、ルフィが本気出すまでもなく楽々撃破か~!
さすが15億の男!
さすが5番目の皇帝!!
元の投稿: ワンピース.Log 考察/伏線/謎/予想/感想/まとめ
[ワンピース 感想] 第916話“ワノ国大相撲”