TASでベールを脱いだ 「まさか!」の衝撃作。
ミウラ改!?
加藤 渉率いるリバティーウォークがまたやってくれた!
今年の東京オートサロンで発表したのはずばり「ミウラ」。レプリカではあるものの、そのオーラは半端じゃない。
彼らのランボルギーニへの愛が随所に感じられる。
Liberty Walk Performance
Lamborghini Miura Replica
Produced by LB ★WORKS
大人だからと丸くなってはいけない。常識を吹き飛ばす遊びを、休む間もなく仕掛けてくるのがリバティーウォーク率いる加藤 渉だ。昨年からチラリとは聞いていたが、まさか本当に作っちゃうとは。
今年のオートサロンでベールを脱いだリバティーウォーク製ランボルギーニ・ミウラだ。とはいえ、ひと声で億を超えるような価格を含めて世界遺産級の価値を持つ本物のミウラではないからご安心を。フォードGT40のレプリカをミウラ風情にして、その上でLBワークス化する。と、アイディア賞もののアプローチで成立させた。
GT40のレプリカは、GTデベロップメントが供給する由緒正しきもの。その流麗なスタイルをミウラへと変貌させ、お得意のワークスフェンダーを装着した。
まるで1969年にランボルギーニが実験用に1台だけ製作したミウラSVJ、通称イオタのようでもある。他人にとやかく言われようと構わない。ムルシエラゴ時代からランボルギーニとともに育ったリバティーウォークとしては、むしろランボルギーニへの最大のリスペクトを込めて、ミウラ・レプリカを開発したのだろう。
さらに15インチのSSRマークⅢ ホイールにアドバンA050タイヤ、極めつけの全身アドバンカラーと、随所をジャパン・メイキングで固めるのが、いかにもリバティーウォークらしい。
きっと昭和の街道で走らせても違和感はなく、無敵の速さを披露するはずである。
リバティーウォーク流のランボルギーニへの敬愛
地べたを這うような薄っぺらいボディが異様な雰囲気。ミウラレプリカの骨格はGT デベロップメントがフォードが供給するGT40 レプリカだ。それをミウラにしてしまうアイディアには脱帽である。
ジャパニーズ・スタイルを随所に投入
GT40 のフォルムをオリジナルのボディパーツを駆使して巧みにミウラへと変えていった。その上で全身をアドバンカラーで彩り、足もとにSSR マークⅢを入れるあたりがニクい。足まわりはエアサスによって調律されている。この雰囲気、留学してきてヤンチャする昭和の街道レーサーのようである。
レプリカと侮れない雰囲気あるインテリア
ぶ厚いサイドシルをまたいでコクピットに収まると、60 年代のGT マシンを彷彿とさせる空間が拡がる。フォード製のV8 エンジン(302ci)は思いのほか扱いやすいそうだ。
Modifications
Chassis:
Ford GT Development (GTD) Ford GT40 replica
Engine:
Ford Motorsport 302ci V8, Weber carburetors, one-off Wolf headers & exhaust system
Suspension:
Ideal air suspension, modified lower arms
Wheels & Tires:
SSR MKIII 15×10-inch -20 (front),15×12-inch -60 (rear), 60mm front spacers, 90mm rear spacers, Yokohama Advan A050 205/50R15 (front),225/50R15 (rear)
Exterior:
Custom Lamborghini Miura cowls,Liberty Walk overfenders, Liberty Walkfront lip spoiler, Liberty Walk ducktailspoiler, Vitaloni Sebring mirrors
Interior:
Liberty Walk roll cage, GT40 replica dashboard, Momo steering wheel
問い合わせ
Liberty Walk
Tel:0561-51-5252
http://libertywalk.co.jp
カスタムカー完全ガイドvol.02
マガジンボックス
Text |中三川大地 Daichi Nakamigawa
Photo |林 剛直 Takenao Hayashi
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元の投稿: 車 カスタムカー, 改造車 専門WEBマガジン | tuners(チューナーズ)
リバティーウォーク流のランボルギーニへの敬愛 『ミウラ改 !?』