第916話“ワノ国大相撲”にて、光月家についてまた新たなワードが飛び出した。
それは百獣海賊団“真打ち”ホールデムの口より。
お前…“光月”の名を口にしたってな?
亡霊を追うんじゃねェ
光月家は20年前…
ワノ国を滅ぼそうとした悪霊一族だ……!!!
この「悪霊」という言葉、そして「ワノ国を滅ぼそうとした」というのはどういうことだろうか。
今回はその件について考えてみたい。
まず前提として、ホールデムはカイドウの部下であり、手を組んでいる「将軍」側の人間であることから、そちらに都合の良い表現がされているという事は往々にしてあるだろう。
つまり光月家が単に汚名を着せられている可能性もある、と。
この「滅ぼそうとした」と言う言い回しは、将軍側に偏った誇張されすぎた表現だろう。
しかし、「悪霊」と言う表現は、そこにまつわるエピソードに大きな関わりがありそうだ。
では、20数年前からのワノ国光月家(おでん様)の動きからおさらいしていきたい。
[25年前] ロジャー達と共にラフテル到着
[20数年前] これまで永らく「光月家」が治めていたが、黒炭家に政権交代
[20年前] おでん城破壊?
[8年前] モモの助誕生
[数か月前] おでん様処刑?
そう、20年前と言えばワノ国九里のおでん城が壊された時。
この頃までおでん様が生きていたのなら、20数年前に光月家から黒炭家に政権交代した時の将軍は誰だったんだろう?
その当時の将軍もおでん様で殺されはしなかったという可能性も十分にあるけど、時の将軍はおでん様の父である可能性もある。
というのも、20数年前と言えばおでん様は白ひげやロジャー達と共に海へ出ていた時期だ。
いくら自由奔放な人だとしても将軍と言う責務を放ってまで海へは出るのは難しいんじゃないだろうか。
さて話を戻そう。
20年前、おでん城が滅びるまではおでん様はそこの大大名として九里を治めていたと仮定しよう。
その時に何かをしでかそうとして「ワノ国を滅ぼそうとした」と言われたんだろう。
やはりこれは、ロジャー達と共に世界を見てきたおでん様が、自国も開国すべきとして長年鎖国国家であったワノ国を開国しようとした事が原因じゃないかと思われる。
これまで鎖国国家としてそれなりにうまく回っていた国を、外の世界と繋げると言う事は反逆に等しく、国の法律を犯すことにもなるためそう捉えられても違和感は無い。
事実、おでん様の従者である錦えもん達ですらそれは反対していたことだ。
では「悪霊」とは…
[悪霊(あくりょう、あくれい)]
悪しき霊。宗教ごとに意味は異なるほか地域ごとにも意味は異なる。
たたりをする死霊を指す宗教もある。
「悪」と言うのは相手側に対する偏見も入っているだろうからここでは考えないこととして、「霊」と言うのに着目してみよう。
これをどんな場合に使うのか…
やはり「死んだ人物が化けて出てきた時」だろうか。
これは、あの件につながるかもしれない。
元の投稿: ワンピース.Log 考察/伏線/謎/予想/感想/まとめ
[ワンピース 考察] ワノ国の光月家は「悪霊一族」!? その理由を考える