ホンダが2018年8月31日に新発売した「新型CR-V」の試乗をしてきました。
今回は内装や気になる三列目の座り心地や見積もりをとりましたので、個人的な感想になりますが記事を書いてみました。
CR-Vの国内販売は先代4代目で打ち切られていましたが、2016年に発売された5代目新型CR-Vが国内復活されました。
i-MMDを搭載したハイブリッドモデルは11月1日に発売予定となっています。
ホンダ新型CR-V試乗した感想は?
自分が試乗したモデルは最上級グレード「EXマスターピース」の1.5Lターボ5人乗り仕様になります。
- エンジン種類 直噴ターボエンジン
- 排気量 1.5L
- 最高出力 140(190)/5,600
- 最大トルク 240(24.5)/2,000-5,000
- トランスミッション CVT
ステップワゴンに搭載されているエンジンよりパワフルな設定となります。
まず乗り込んで思うのが車体の大きさで、全幅が1855mmあるので慣れない車なので気を使います。
面白いと思ったのがボンネット形状で車幅掴みやすい両端が膨らんだデザインとなっています。
0発進からアクセルを踏んだ際にはターボが効くまで若干のダルさがありましたが、それ以外は24.5kgmのトルクで不満なく走れます。
この低回転のダルさはハイブリッドモデルだと感じないでしょう。
少し道が開けた場所でアクセル踏んでみた場合は、すごく速いわけではないですが高速の合流などでは問題ない加速です。
新型CR-Vは電動パーキングを採用していますのでブレーキホールドをオンにしておくと、信号待ちなどでブレーキ踏んだままではなくていいので楽ちんです。
またクルーズコントロールも全車速となっており渋滞時には疲労軽減ですね。
新型CR-Vの乗り心地や静音性は?
ホンダ車なので足回り固めかな?と思いましたがそこまで固くなく、以前試乗したフォレスターより柔らかい印象です。
ロールもSUVとしては抑えられており同乗者の車酔いしにくいと思います。
またカーブ時にはブレーキ制御で結構頭がスッと入るので気持ちいいです♪
静音性に関してもオデッセイよりロードノイズが抑えられている感じで、街中では路面状況が変わってもそこまで騒音が変わることもなかったです。
これに関しては車内の騒音を逆位相の音で打ち消す「アクティブノイズコントロール」が効いてるのもあります。
今回の新型CR-V試乗では高速道路は試せなかったのですが、車格に見合った静音性となっているでしょう。
新型CR-Vの内装はどんな感じ?
展示車も最上級グレード「EXマスターピース」でしたので本革シート仕様となっています。
まずドアを開けて思ったのがピアノブラックと木目調が組み合わさって質感高いなでした。
水平基調で無駄にゴテゴテしないでシンプルにまとめた内装が好印象です。
個人的にはステアリングスイッチは少しチープかな?って感じました。
助手席側は?
車両サイズが大きいので助手席側はゆったりとした空間となっています。
助手席側でもドアのロックアンロックが行えますので便利です。
収納などは?
センターコンソールの収納が工夫されており小物が起きやすいトレーがあり、トレーを後方にスライドさせると下にも収納が現れます。
更にこのトレーは取り外しが可能で、より大空間を使用することもできますので目的に応じて使い分けができます。
ドリンクホルダーはぐらつき防止の爪がありますので、飲み物がこぼれるの防いだり異音対策となります。
グローブボックスは車検証など入れてありパンパンでした。
ドア周りの質感は?
ミラー横にはツイーターが標準搭載されており音楽好きにはいいです♪
CR-Vの木目調パネルはキラキラしてとても綺麗で高級感がありました。
ドアスイッチは周りはピアノブラックでしたが、スイッチ自体はメッキ加飾などなく少し寂しい印象。
ソフトパッドはドアハンドル周辺で上部はハードプラでフェイクステッチとなっています。
シートポジションは2つ用意されており鍵に応じてセットも可能です。
リアドアもコスト削減の対象となりやすいですが、フロントドア同様にツイーターやソフトパッドが用意されています。
フロントドアと同じ質感を保っているので良いですね。
新型CR-Vの二列目や三列目は?
二列目のシートの質感も高く座っていて疲れにくい構造を採用しているとのことです。
アームレストを倒すと簡易的なドリンクホルダーが備え付けられていますが、ここの質感は高くなかったです。
もう少し質感の高いドリンクホルダーが欲しかったところです・・・
中央にはエアコン吹き出し口と2.5AUSBソケットが備わります。
エアコンは後部座席で操作するタイプではないので簡易的なつくりとなります。
後部座席にもフルオートエアコンが欲しいところです。
足元空間は?
運転席を少し広めにセットしても足元空間は広かったです。
フロアもフラットで3人乗車でも長距離でなければ苦痛ではないと思います♪
三列目の広さは?
すいません・・・写真消えてましたので後日撮影してきます・・・
三列目に乗り込むには二列目をダイブダウンさせてから乗り込みます。
大人の場合少し乗り込みずらいのでご年配の方は少し厳しいかもです。
子供であれば余裕で乗り降りできる♪
三列目の広さに関しては二列目を一番後ろまで下げてる状態だと座れないと考えてください!
二列目を狭くない程度のセットした状態では一応座れますが、身長170cmを超える方だと狭いと感じると思います。
またエアコン吹き出し口がないので、夏場は暑い可能性があります。
ホンダが販売するジェイドより頭上空間は余裕ありますので、子供であれば問題ないと思います♪
新型CR-Vの見積りは?
- グレード:1.5LターボFF・ EX・Masterpiece
- 7人乗りモデル
- ボディカラー:プラチナホワイト・パール
- ディーラーオプション: 新車PKG(7人乗り用) ドアバイザー+フロアマットPre+ライセンスFメッキ+ナンバーPボルト
最上級モデルは以下の装備が標準となります。
- 電動パノラミックサンルーフ
- ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(イージークローザー/挟み込み防止機構付)
- 本革シート&専用インテリア
- 助手席4wayパワーシート(スライド/リクライニング)
- ルーフレール
殆んどメーカーオプションで選択することがありません。
ナビも全車標準装備となります。
必要最低限のオプションであれば:¥4,205,877円となりました。
同じ条件でベースモデルを見積もりすると:3,802,957円となりましたが装備面を考慮するとEX・Masterpieceがお買い得です。
新型CR-Vの不満点は?
ナビが7インチ・・・・・
N-BOXですら8インチが用意され、ステップワゴンは9インチの中7インチナビはいただけません。
周りのパネルの余裕を考えると9インチでもいいような感じがしますが、マイナーチェンジで設定されるかもしれませんね。
パノラマビューがない
ブラインドスポットや左前を映すミラーが設定されていますが、パノラマビューの設定がありません。
全幅1855mmの車体サイズなので日本で乗るには少し大きいのでパノラマビューの設定が欲しかったです。
いまでは軽自動車にもあるのだから・・・
アダプティブハイビームがない
CX-8・ハリアーなどのライバルに設定されているアダプティブハイビームが用意されていません。
コーナーライトのみなのでライバルと比較すると残念です。
まとめ
「ホンダ新型CR-V試乗・内装や三列シートは?見積りも作成してみた」は参考になりましたか?
素人目線のレビューになりますが、CX-8・ハリアーとライバルとなりますが少し気になる点もあります。
しかしどの車もメリットデメリットがありますので悩ましいですね。
CX-8は全長長いしハリアーは三列モデルがなかったり
またCR-Vはi-MMDハイブリッドが控えていますのでそちらも試乗したいと思います。
元の投稿: 車お役立ち情報「Car Factory」 | 車に関するお役立ち情報や最新情報をわかりやすく解説します。
ホンダ新型CR-V試乗・内装や三列シートは?見積りも作成してみた