快適なローダウンを実現する専用モデルは
全長式ダンパーとの併用がオススメ
重心の高いメルセデス・ベンツ Gクラスは、コーナリングなどにおいてアンダーステアの傾向が見受けられる。それらを解決するべく「ボンドショップ浦和」が研究を重ねて開発。ついに専用のダウンスプリングを完成させた。
1979年に初代モデルが誕生したGクラスは、改良を加えながらも基本的なベースを崩さずにきた。今回のフルモデルチェンジをうけ、多くのオーナーやファンは歓喜しただろう。しかしながら従来型の販売も継続していくとのことなので、まだまだカスタムを楽しませてくれるはずだ。
そんな中、埼玉県に拠点を置くプロショップ「ボンドショップ浦和」より、Gクラス、しかも希少なG65オーナー待望のダウンスプリングが発売となった。
Gクラスのアンダーステア傾向を解消するには、車高を落とすことが得策なのだがタイヤやサスペンションアームのストローク量が確保できず、フロントアームとフレームが干渉してしまう恐れがある。さらにV12エンジンを積むG65に関しては、350d対比で約1.5cmほど車高が低く、さらに巨大なミッションを搭載するためにプロペラシャフトと干渉し、最悪ミッションとプロペラシャフトが破損してしまうこともあるそうだ。
スプリングを強化してアームの可動範囲を狭めることで解決することも可能だが、それだと乗り心地が極端に悪くなってしまう。