トールタイプ軽自動車の先駆けと言えるダイハツが販売する「タント」
現行モデルは2013年10月に販売されて、2018年10月をもって5年をむかえています。
最大のライバルであるN-BOXは、2017年にフルモデルチェンジを行い販売台数に大きく差が開けられている現状となっています。
当初は2018年に新型タントが販売予定でしたが、2019年に予定がずれ込んでいます。
販売を先延ばしにした理由の一つとして本格的なハイブリッドシステム採用のためとの情報もありますので、今回は2019年に販売予定の次期タントについて情報まとめてみました。
新型タント 2019年フルモデルチェンジ 最新情報【エクステリア】
こちらは2017年10月の東京モーターショーでの出展車「DN U-SPACE(ディーエヌ ユースペース)」になります。
このコンセプトモデルが新型タントのフルモデルチェンジ後のエクステリアの基本となる。
見ての通りキープコンセプトでノーマルモデルになりますね。
このコンセプトで注目なのがデジタルアウターミラーを採用している点になります。
新型レクサスESから採用されるデジタルアウターミラーが軽自動車に採用されたら話題になります。
コンセプトモデルですので実際の新型タントに採用されるかは現時点では判明していませんが、オプション設定の可能性は捨てきれません。
軽初ツインルーフも用意?
ダイハツが公開している動画で気になるのがツインルーフが装備されている点です。
トールタイプ軽自動車は室内が広いので、ツインルーフが用意されるのであればより開放感溢れる車内になります。
現行モデルと比較【エクステリア】
こちらが現在販売されているノーマルタントになります。
DN U-SPACE(ディーエヌ ユースペース)はコンセプトモデルのためスタイリッシュなエクステリアになっていますが。基本的なデザインはタントとわかるものになっていますね。
またタントの特徴であるピラーレスドアもコンセプトモデルでも披露されています。
現行タントと大きく違うのが、前後スライドドアを採用している点になります。
ピラーレス&前後スライドドアの使い勝手を想像したらワクワクします。
あとは市販化の場合衝突安全に合格しないといけないのとコストの兼ね合いもありますので、コンセプトで終わらないで新型タント フルモデルチェンジで採用するのであれば、N-BOXとは違うアピールポイントを持つことが可能です。
N-BOXと比較すると?【エクステリア】
こちらはN-BOXノーマルモデルになっています。
他のノーマルモデルはヘッドライトがハロゲンなのですが、新型N-BOXは全車LEDヘッドライトが標準装備となっており夜間走行が明るいです。
またルーフには樹脂モールがなく一体感のあるのも特徴ですね♪
この樹脂モールがないのはレクサスくらいしか採用しておらずコストが掛かる製法になります。
新型タント 2019年フルモデルチェンジ 最新情報【インテリア】
コンセプトのため市販モデルではどうなるか現時点では不明ですが、メーターがフル液晶となっているのがカッコいいです。
ちなみにコスト面で考えるとフル液晶の方が安いみたいなので、コスト削減&デザイン性向上で採用の可能性があるでしょう。
いまの時代の車は様々な情報表示が必要なので、こういったフル液晶の方が都合も良いでしょうからね。
また一つの画面に沢山の情報が表示されれば切り替えの手間も省けます。
子育て家族には嬉しい助手席チップアップ機能もあり、車内での着替えなどが容易なのも嬉しい装備です。
運転席への移動も楽であり使い勝手が良いですね。
現行モデルと比較【インテリア】
オーソドックスなセンターメーターで、登場が5年前のため少し古臭く感じるインテリアとなっています。
しかし収納スペースなどは文句ない数が用意されていますので、大きな不満はないですね。
N-BOXと比較すると?【インテリア】
流石に新型モデルだけあって洗礼されたインテリアとなっています。
ホンダセンシング標準装備なのでメーター内にディスプレイも用意されています。
使い勝手や収納スペースは新型モデルなのでよく考えられています。
新型タント 2019年フルモデルチェンジ 最新情報【エンジン】
搭載されるエンジンに関しては現時点で現行モデルの「KF-VE型658cc」を改良したものが載せられます。
「e:S(イース)テクノロジー」と呼ばれる低燃費技術が採用され、現行モデルよりも燃費が向上されます♪
現行モデルと比較するとスペック自体は変わらず
NAエンジンスペック
- 最大出力:38[52]PS/6800回転
- 最大トルク:60[6.1]kgf.m/5200回転
ターボエンジンスペック
- 最大出力:47[64]PS/6400回転
- 最大トルク:92[9.4]kgf.m/3200回転
燃費は現行型28.0km/lからアップして30.0km/lを目指して開発されている情報が入っています。
新型タントは本格的なハイブリッド搭載?
いま現在スズキが販売する軽自動車にはマイルドハイブリッドと呼ばれるものが採用されており、車の発進時にモーターアシストして燃費向上させるものです。
新型タントではトヨタのハイブリッド技術を使用した1モーター式の本格的なハイブリッドシステムの搭載も検証されているようです。
コスト面で割高になりますが、軽自動車をメインにする環境が増えてきていますので、ハイブリッドが用意されるのであれば需要があると管理人は考えます。
いまの軽自動車はターボモデルで乗り出し220万前後になりますから、250万前後までなら購入対象となるのではないでしょうか?
新型タント 2019年フルモデルチェンジ 最新情報【安全装備】
- 衝突回避支援ブレーキ機能
- 歩行者対応自動ブレーキ
- オートハイビーム
- 衝突警報機能(対車両・対歩行者)
- 車線逸脱警報機能
- 誤発進抑制制御機能(前方)
- 誤発進抑制制御機能(後方)
- 先行車発進お知らせ機能
今現在タントに採用されている安全装備は「スマートアシスト3」と呼ばれるもので上記の機能が搭載され安全運転のサポートをしてくれます。
新型タントのフルモデルチェンジでは更に安全装備を強化した「スマートアシスト4」の採用が期待されます。
- レーダークルーズ
- 車線キープアシスト
- ロードサインアシスト
スマートアシスト4に進化するのであればこのような機能が追加され長距離移動などがかなり楽になりますね。
N-BOXと比較すると?【安全装備】
- 車線維持支援システム
- 路外逸脱抑制機能
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- アクティブクルーズコントロール
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- オートハイビーム
- 後方誤発進抑制機能
新型N-BOXより採用されたホンダセンシングはスマートアシスト3の一歩先を行く機能が採用されています。
やはり新型タントのフルモデルチェンジではスマートアシスト4へのアップデートは必須といえます。
新型タントではDNGAプラットフォームの採用
新型タントではミライースより採用されたDNGAプラットフォームが採用され開発が進んでいます。
しかし新型タントはピラーレス採用ためそのままモノコックボディ流用といかずに開発陣が苦労しているとの情報もあります。
このDNGAプラットフォームは軽量化や低重心化などによって乗り降りのがしやすくなったり、走行性能向上のメリットがある。
衝突安全も向上されることから、現行モデルよりも安全性の高い車に進化しますね♪
新型タント 2019年フルモデルチェンジ 最新情報【価格】
最新技術導入によって価格が15万前後アップされる。
下は140万~上は200万オーバーとなり、N-BOXを意識した価格設定となるでしょう。
またハイブリッドモデルが登場するのであれば230万~250万の価格設定のなるのではないでしょうか?
N-BOXと比較すると138万~214万なので、大きく価格の差は開かないです。
情報まとめ
「【新型タント 2019年フルモデルチェンジ 最新情報】現行モデルやN-BOXと比較」は参考になりましたか?
今回の情報をまとめると
- エクステリアはキープコンセプト
- ピラーレスは継続
- インテリアは質感向上
- ハイブリッドが用意される可能性
- 安全装備がアップグレード
- 価格は15万円程アップ
などになっています。
ライバルであるスペーシア・N-BOXは最新型になっており現行タントでは厳しい戦いをしていますが、後出しじゃんけんでライバルよりもいい車を作れるので期待できます。
また新型タントの情報が入り次第追記していきます。
元の投稿: 車お役立ち情報「Car Factory」 | 車に関するお役立ち情報や最新情報をわかりやすく解説します。
【新型タント 2019年フルモデルチェンジ 最新情報】現行モデルやN-BOXと比較