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神戸市長田区の住宅街で拳銃のようなものが発砲され、銃刀法違反容疑で小椋慶一容疑者(48)=大阪市住吉区山之内=が逮捕された事件で、銃弾の発射後に残る空の薬きょうが現場付近から4個見つかったことが分かった。
男は指定暴力団・神戸山口組系組員で、出入りしていた現場近くの民家は同組の関連施設だった。兵庫県警が施設を捜索し、所持していた2丁とは別に銃のようなもの2丁を押収した。
捜査関係者によると、男は神戸山口組系「山健組」傘下組織に所属。大声を出すなどしてふらついた状態で数発撃ったとみられる。服のポケットからは銃弾約10個や注射器も見つかったといい、県警は違法薬物を摂取していたとみている。捜査員らが近くの兵庫高校の校庭などで銃弾が落ちていないか調べた。