白金プラグやイリジウムプラグだからと
すべてが交換サイクルが長くならない
キャリアの長いクルマ好きなら、スパークプラグは、定期交換が必要な部品だったという認識があるはず。かつては、1万kmも走れば交換していたはずだ。
ところが、最近のクルマの整備手帳の点検整備項目の点火プラグ(スパークプラグ)の交換サイクルは10万kmと記されている。なぜ、そこまで交換サイクルが延びたのだろうか?
じつは、スパークプラグ(以下プラグ)の材質の進化にあったのだ。しかし、すべてのクルマではないので要注意だ。エンジンが効率よくパワーを引き出すためには、『最適な混合気』と『最適な圧縮』そして『最適な火花』の三つの要素が重要。
このうち、『最適な火花』を得るには、コンディションの良いプラグが必要になる。