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大阪府警捜査4課は24日、暴力団関係者らに監禁され暴行を受けていた男性に、現金5千万円の支払いを約束させる示談書へ署名させたとして、大阪弁護士会所属の弁護士、東正人容疑者(50)=大阪市天王寺区=ら4人を強要の疑いで逮捕した。
他に逮捕されたのは、自動車販売業、中城則幸容疑者(42)=大阪市生野区=と、30代の男2人。府警によると、中城容疑者は「半グレ集団」のリーダー。捜査4課によるといずれも指定暴力団・任侠山口組の関係者。弁護士の東容疑者は、男性が事務所に無理やり連れて来られたことを認識していたといい「数万円の報酬をもらった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は共謀して4月29日、大阪市北区にある東容疑者の事務所で、男性2人に示談書への署名を強要し「サインしなかったら分かっとるやろ」などと言い、署名と指印をさせた疑い。