第925話“ブランク”で登場した数人の黒ひげ海賊団クルー。
その中の一人、2番船船長“雨のシリュウ”は、悪魔の実の能力者になっていた。
ここでは、そのシリュウについて考えてみたい。
アブサロムの“スケスケの実”
シリュウが得た悪魔の実は、スリラーバーク編で登場したアブサロムの有していた「スケスケの実」だった。
スケスケの実は、自分の体と自分に触れている物体の姿を透明化する超人(パラミシア)系の悪魔の実だ。
前任者のアブサロムは少々エロ目的でも用いていたが、奇襲や隠密に適した能力だろう。
さて、ではシリュウがアブサロムの能力を得た経緯を簡単に。
ここ最近のアブサロムは、「フリーライターアブサ」としてそのスケスケの能力を生かしスクープ記事を出していた。
キッド達の同盟が即座に世に中にバレたのはアブサの仕事だ。
そんなアブサが「海賊島ハチノス」にやって来た理由は、黒ひげ海賊団のスクープ狙いだろう。
一気に四皇まで上り詰めた黒ひげ海賊団のスクープは高く売れそうだ。
当然、スケスケの能力で透明化(スケーティング)して潜入したと思われるが、油断か事故かにより見つかってしまった、と。
お前の能力を欲しがる奴は多い
モリアがこう言うように、アブサのスケスケの能力を黒ひげ海賊団が欲したんだろう。
死体ならあるけど
持って帰る?
そうデボンが言うように、アブサは亡き者になったのだろう。
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[ワンピース 考察] スケスケの実強奪!! 黒ひげ海賊団2番船船長“雨のシリュウ”