犬も猫も年を取ってくると、今までのように動くことができなくなります。それは老化や病気などによるもので、歩くのを嫌がり散歩に行きたがらなかったり、自分で食事ができなくなったり、粗相をすることが増えたり、これまでできていたものができなくなったら飼い主が手助けをする必要があります。それが介護です。
介護を行うための心構えとは?
人間の場合と同じですが、介護が始まれば、それがいつまで続くのかわかりません。終わりが見えないことで、精神的にも肉体的にも追い詰められてしまうことがあるかもしれません。気負いすることなく、そして無理することなく、自分のできる範囲で行うようにしましょう。
また、自分一人で抱え込むことなく、ホームドクターに相談をし、家族にも協力をしてもらうことが大切です。飼育環境や犬や猫の性格もそれぞれ違いますので、みんな同じ介護というわけにはいきません。介護のやり方もそれぞれです。ですから、愛犬・愛猫の様子を見ながら、その状態に合わせて、飼い主がよいと思う方法を見つけてあげます。