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静岡南署と県警捜査4課は7日、静岡市駿河区の指定暴力団・稲川会系「四代目森田一家」本部事務所に銃弾が撃ち込まれた事件で、新たに自称会社役員、山田正志容疑者(59)=山梨県北杜市須玉町=を銃刀法違反と建造物損壊の疑いで逮捕し、関係先として7日、稲川会系「佐野組」本部事務所と、「七代目親之助一家」本部事務所を家宅捜索した。
発砲事件の前、関東で開かれた稲川会の会合で「四代目森田一家」と、山梨県の「佐野組」、「七代目親之助一家」の間で何らかのトラブルがあったという。
逮捕容疑は既に両容疑で逮捕している自称ガソリンスタンド店員、山下義隆容疑者(48)=甲府市国母=らと共謀して2019年9月、森田一家事務所に拳銃を数発撃ち、事務所出入り口の門のシャッター付近に命中させた上、貫通させた弾丸で敷地外の民家の窓枠付近を損壊した疑い。山下容疑者が実行犯で、山田容疑者は仲介役とみられる。