先日、生後3カ月半になる子猫が新しい家族のもとへ巣立ちました。4姉妹で育ち、1匹ずつ順番に新しい家族のもとへ行ったのですが、わが家に残るPARO(パロ)という子がひとりになったとたんに、急に鳴き声を上げるようになりました。それと同時に私のストーカーを始めたのです。姉妹でいるときにはそんな行動をとることはありませんでした。
「猫は群れない」といわれますが、近年は「基本的には単独行動をするが、必要に応じてほかの猫と行動する」と考えられているようです。わが家の猫たちを見ていると、ほかの猫との距離感やスキンシップなどにとても気を遣っていて、気配り上手だなと感じています。自分の得意な子、苦手な子もしっかりと認識して、それなりの接し方をしています。また、女の子同士で子育てを協力したり、去勢をしていない男の子同士でも仲良く毛繕いしていたりする姿を目にします。特にメインクーンの性格や行動は「犬っぽい」といわれる部分もあるので、顕著なのかもしれませんが。
PAROは姉妹が巣立った後から、あきらかに行動が変わりました。生まれてからずっと一緒に遊んでいた姉妹が急にいなくなって、「どこにいるの?」と呼んでいるのだと思います。「不安」で鳴いているのだと思います。とにかく姿が見えれば飛んできて抱っこをせがみます。抱っこされるとゴロゴロと大音量で喉を鳴らします。ネズミのおもちゃを咥えてきては、投げてと目の前に落とします。どうやら私が姉妹の代わりで、遊び相手に指定されたようです(笑)。
姉妹のようにいなくならないように、ストーカーしているのかもしれませんね。ですから、PAROが安心できるように「私はいなくならないから大丈夫だよ」と毎日話しかけています。
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猫同士も離れるのは寂しい