兵庫県警暴力団対策課と生田署などは31日、神戸・三宮の性風俗店からみかじめ料を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「四代目大門会」会長・清崎達也容疑者(50)=熊本市中央区=を県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。また、山健組組員(48)=神戸市中央区=を同容疑で再逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。
店側の関係者は「20年前から暴力団にあいさつ料(みかじめ)を払っていた」と供述しているという。
逮捕容疑は共謀し、2019年4月10日、神戸市中央区北長狭通で店舗型性風俗店の営業を容認する対価などとして、店側から現金130万円を受け取った疑い。
県警は、同じ店からあいさつ料を受け取ったとする同条例違反容疑で7月10日に無職の男を逮捕。その後、現金の一部が所属先の山健組のほか、清崎容疑者にも流れていた疑いが浮上した。