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静岡地裁は16日、静岡市の暴力団事務所に銃弾を発砲するなどした罪に問われている男に懲役6年の実刑判決を言い渡した。
判決によると、ガソリンスタンド店員(49)の男=山梨県甲府市=は去年9月、指定暴力団・稲川会系「四代目森田一家」の事務所に銃弾4発を発砲し、貫通した銃弾で近くの住宅の窓を破損するなどしたとされる。
判決で、静岡地裁の伊東顕裁判長は「暴力団事務所周辺は住宅街で、住民に大きな不安を与えた」と指摘。さらに「執行猶予中にも関わらず依頼を受けて犯行に及び、酌量すべきものがあるとは言えない」と厳しく非難した。
一方で「事実を認め、反省している」「犯行の主導者ではない」として懲役6年を言い渡した。