警視庁は、群馬県の住宅で大麻を営利目的で栽培したなどとして、指定暴力団・松葉会系組員・小出正義容疑者(46)=群馬県渋川市=ら男5人を大麻取締法違反(営利目的所持、栽培)容疑で逮捕した。前橋市と渋川市の大麻の栽培施設2カ所を捜索し、大麻計367株と乾燥大麻計約3キロ(末端価格計約1億3800万円)を押収したという。
ほかに逮捕されたのは、小出容疑者と大麻の栽培施設で同居していた自営業・金子勝容疑者(44)と、無職・坂本毅容疑者(60)のほか、40代の男2人。
多摩中央署によると、小出、金子、坂本の3容疑者は28日、自宅を兼ねた大麻の栽培施設で大麻1株(約18.68グラム)を営利目的で所持していた疑い。調べに対し、小出容疑者は「大麻は共同で所持していたが、一度も売りさばいていない」と容疑を一部否認しているという。