大阪府警は、去年5月から今年2月にかけて大阪府大阪市北区・梅田の待ち合わせスポット「泉の広場」で、売春相手を探したとして「立ちんぼ」と呼ばれる、京都府、大阪府、兵庫県、香川県、長崎県などの当時17歳から64歳の女性ら、61人を売春防止法違反の疑いで現行犯逮捕した。女性らは全員容疑を認め、釈放された後、同容疑で書類送検され、罰金刑を受けるなどした。女性らは会社員や学生、主婦などで、売春の目的は借金返済の他、生活費や遊興費だった。
大阪府警は「泉の広場」周辺エリアは、近くにホテル街があることから「風紀が乱れ、治安が悪化するので、大阪屈指の立ちんぼスポットでの摘発は長年の課題だった」といい、地元商店主らの苦情も多かったという。