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京都地検は９日、架空の融資を持ち掛け多額の現金をだまし取ったとして、詐欺などの疑いで逮捕された特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目宅見組」傘下組長（８１）＝京都市左京区＝ら４人を、嫌疑不十分により不起訴処分としてした。
京都地方検察庁
不起訴処分となったのは、４人が共謀して２０１９年、東京都の会社役員男性（４３）に対し、「２億５千万円を用意すれば６億円を融資する」などとウソを言い、現金２億７千万円をだまし取ったとして今年１１月１１日に京都府警に再逮捕された事件。
４人は架空の融資を持ち掛けて別の会社役員（５４）から、共犯の容疑者が抱えている「２億５千万円の債務を代わりに返済すれば、１０億円を融資する」とウソを言って、２億５千万円を銀行口座に振り込ませてだまし取るなどした疑いで、今年１０月２１日に府警に逮捕されていて、この事件の捜査が続いている。
元の投稿: 暴力団ニュース～ヤクザﾞ事件簿
2億7千万円詐欺容疑 神戸山口組系宅見組傘下組長ら4人を不起訴処分