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仙台地裁で１３日、２０２３年５月に宮城県仙台市のコインパーキングで、３０代の男性が２人組にスタンガンなどで襲われ、高級腕時計が奪われた事件で、強盗傷害の罪などで逮捕された指定暴力団・住吉会系「九代目西海家」傘下組員・平間利幸被告（３３）＝仙台市青葉区台原６丁目＝ら男３人のうち、飲食店従業員で平間被告の兄（３５）＝神奈川県横浜市＝と、建設業で平間両被告の叔父（４９）＝宮城県村田町菅生＝の裁判員裁判での初公判が開かれ、２人はいずれも「間違いありません」などと起訴内容を認めた。
仙台地方裁判所
平間被告の兄と叔父は２０２３年５月２６日午前１時頃、仙台市太白区長町５丁目の複合ビル２階部分にあるコインパーキングで、仙台市に住む３０代男性が自分の車に乗ろうとしたところ、スタンガンや木刀のようなもので襲い、身に着けていた高級腕時計（時価８０万円相当）を奪ったとされる。男性は右腕を骨折する重傷を負ったほか、全身を打撲するなどケガを負ったが命に別条はなかった。
逮捕・起訴された３人は親戚関係で、平間両容疑者は被害者男性と面識があり、２人が男性を襲い１人が運転役など計画的な犯行とみられている。
検察側は冒頭陳述で、２人と共に逮捕された平間利幸被告が、被害者男性からの借金１５０万円の返済を免れるため、男性が借金の担保として預かっていた平間利幸被告の腕時計を盗むよう２人に指示をして犯行に及んだなどと指摘。叔父の被告が「得たお金を２人で分けていい」という内容の説明をされたと明かした。
弁護側は起訴内容を争わない姿勢を示していて、判決は５月２０日に言い渡される予定。
元の投稿: 暴力団ニュース～ヤクザﾞ事件簿
宮城県仙台市のスタンガン強盗 男2人の初公判 起訴内容を認める