我が家のある信楽は、例年であれば夏でも日が暮れると涼しくなる日が多い地域です。しかし、今年は記録的な猛暑の影響か、昼間の熱気が夜になっても収まらず、寝苦しい日が続いています。
この異常な暑さは、私たちの身の回りの自然にも、静かな、しかし確実な変化をもたらしているようです。
庭に出てみると、まず気づくのが虫の変化です。不思議なことに、あれほど悩まされていた蚊の姿は少なく、代わりにアブやハチが目立ちます。庭仕事で草刈りをする際には、刺されないよう殺虫剤が手放せなくなりました。
生えている植物の種類も、どこか昨年までとは違います。高温の環境で生き残っているのは、やはり乾燥や暑さに強い植物たち。地中深くまで根を張り、わずかな水分を吸い上げてたくましく育っています。
そのせいか、今年は手で引き抜くのが難しいほど根が深く、幹が硬いものが増えました。草刈り機の刃もすぐに摩耗してしまい、交換の頻度が上がることに。殺虫剤や刃の購入で、思わぬ出費が増えてしまったのも、この夏の悩みの種です。

例年なら騒がしいほどに聞こえるセミの鳴き声が、今年は少ないように感じます。気になって調べてみたところ、セミが活発に鳴くのには適した気温があり、日本の多くのセミは25~33℃の範囲だといいます。つまり、気温が34℃を超えるような猛暑日には、セミたちも暑すぎて鳴くのをやめてしまうのです。
また、温暖化で夜間の気温が下がりにくくなったためか、夜中に電灯の周りに集まって鳴くセミも増えているそうです。土の中からようやく出てきたものの、羽化の途中で力尽きてしまったセミの姿や、クワガタ、コガネムシが死んでいるのも頻繁に目にしました。懸命に生きようとする昆虫たちにとって、この暑さはあまりにも過酷な環境なのでしょう。自然に生きるものの厳しさを改めて感じます。
このまま温暖化が進むと、こうした厳しい環境に適応した、より強い、あるいは毒を持つ生き物が増えていくのではないか…そんな不安も頭をよぎります。
暑さから避難しているのは、昆虫だけではありません。昼間には、我が家の周りでよく見かけていた鹿や猿の姿もすっかり見なくなりました。そして、いつも気にかけている野良猫たちも、めっきり姿を見せません。きっと、みんな涼しい日陰を探し、じっと体力を温存しながら、暑さが和らぐ夜を待っているのでしょう。
それにしても今年の夏は暑すぎるなぁ……。動物たちにならって、私も夜行性になってしまいそう(笑)。ペットと暮らす読者の皆さまも、どうかご自身と大切な家族であるペットたちの健康に十分気をつけて、残暑を乗り切ってくださいね。
元の投稿: 犬や猫とハッピーに暮らすための情報と最新ペットニュース - ペトハピ [Pet×Happy]
今年の夏は、あまりにも暑すぎますね……
