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犬にオリーブオイルは与えていい?効果・適量・膵炎と肥満リスクを解説

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オリーブオイルは健康的な食材として知られていますが、「犬にも与えてよいのか」と迷う飼い主さんは少なくありません。

結論から言えば、健康な犬であれば、ごく少量を補助的に使える場合があります。ただし、オリーブオイルは脂肪であり、量や体質によっては下痢や体重増加、膵炎といったリスクにつながることもあります。

この記事では、オリーブオイルを愛犬の食事に取り入れる前に知っておきたいポイントを、選び方・与え方・注意すべきケースに分けて整理します。

オリーブオイルがもたらす3つの科学的メリット

オリーブオイルが犬の体に良いとされる理由は、脂肪酸組成や抗酸化成分が関係しています。主に以下の3つの要素が、愛犬の健康寿命を延ばす手助けとなります。

オレイン酸とビタミンEによる皮膚・被毛の改善

オリーブオイルの主成分はオレイン酸(オメガ9系脂肪酸)です。この成分は、保湿効果に優れた脂質です。これが皮膚のバリア機能を内側から強化し、乾燥肌やフケの悩みを軽減します。

また、また、オリーブオイルにはビタミンEなどの抗酸化に関わる成分も含まれます。これにより、ごわついた被毛がしっとりとし、輝きを取り戻す効果が期待できます。「愛犬の毛並みが最近パサついている」と感じる場合、オリーブオイルは内側からのケアとして非常に有効です。

ポリフェノールによる脳と免疫のサポート

エクストラバージンオリーブオイルには、植物由来の抗酸化物質であるポリフェノールが豊富に含まれています。近年の獣医学研究や栄養学の分野では、抗酸化物質がシニア犬の認知機能低下を防ぐ可能性や、免疫システムのバランスを整える働きについて注目が集まっています。細胞の老化を防ぐことは、元気で若々しい時間を長く保つことに直結します。

食欲増進と消化サポート

多くの犬は脂肪の香りを好みます。食欲が落ちているシニア犬や、偏食気味の犬にとって、フードに少量のオリーブオイルを垂らすことは、嗅覚を刺激し、食欲を呼び覚ます優れたスイッチとなります。また、適度な油分は便の滑りを良くし、軽度の便秘解消に役立つこともあります。

知っておくべきリスク--膵炎と肥満

メリットが多い一方で、私たちは飼い主が必ず押さえたいのは“脂質のリスク管理”です。

最も警戒すべきは「急性膵炎」

犬の健康管理において最も注意すべきリスクの一つが「膵炎」です。膵炎は、膵臓に炎症が起きる病気で、嘔吐や強い腹痛、食欲低下などを引き起こします。原因は一つではありませんが、高脂肪の食事や急な脂質増加が関わるケースがあることが知られています。

以下のような症状が見られる場合は、単なる胃腸不調と決めつけず、早めに動物病院へ相談してください。

何度も吐く/吐こうとする
下痢が続く
元気がない、ぐったりしている
お腹を触るのを嫌がる、背中を丸める
前肢を伸ばしてお尻を上げる姿勢

特に、過去に膵炎を経験した犬、脂質制限を指示されている犬、遺伝的に脂質代謝が苦手な犬種(ミニチュア・シュナウザーやヨークシャー・テリアなど)では、自己判断でのオイル追加は避け、獣医師相談する必要があります。

カロリー密度による肥満の加速

オリーブオイルはヘルシーなイメージがありますが、カロリーは高い食品です。一般的に小さじ1杯(約4.5g)で約40㎉もあります。これは、体重3〜4㎏の小型犬にとっては、おやつ数個分、あるいは主食の10%近くに相当するエネルギー量です。「体に良いから」と安易に追加すると、あっという間にカロリーオーバーとなり、肥満を招きます。肥満は関節炎や心臓病のリスクを高めるため、オイルを与える分、他のおやつを減らすなどのカロリー計算が必須です。

実践編:正しい選び方と与え方

では、具体的にどのように生活に取り入れればよいのでしょうか。すぐに実践できる具体的なガイドラインをご紹介します。

基本はエクストラバージンオリーブオイル+“少量”から

犬に与える場合は、必ず「エクストラバージンオリーブオイル(Extra Virgin Olive Oil)」を選んでください。化学溶剤を使用して抽出された安価なピュアオリーブオイルとは異なり、オリーブの実を搾っただけの「一番搾り」であるため、酸度が低く、ポリフェノールやビタミン類が損なわれずに残っています。

オリーブオイルは光・熱・酸素で劣化しやすい油です。遮光瓶を選び、直射日光を避け、開封後はできるだけ早めに使い切る意識を持ちましょう。においが強く変わった、苦味やえぐみが目立つ、いつもより重たい匂いがする場合は、犬に与えるのは避けてください。

目安量:まずは“数滴”→問題なければ段階的に

初めて与える際は、以下の目安よりもさらに少量からスタートし、便の状態(下痢をしていないか)を確認してください。

超小型犬〜小型犬(〜10kg):小さじ1/2〜1
中型犬(10〜25kg):小さじ1〜大さじ1/2
大型犬(25kg〜):大さじ1程度

この分量は、あくまで目安です。愛犬の活動量や現在の体型、フードに含まれる脂質量によって調整が必要です。毎日与える必要はありません。週に数回、トッピングとして活用する程度でも十分な効果が期待できます。

他のオイルとの使い分け

オリーブオイルはオメガ9脂肪酸(オレイン酸)が豊富ですが、犬に必要な必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸(EPA/DHA)やオメガ6脂肪酸(リノール酸やアラキドン酸)は十分に含まれていません。皮膚の炎症を抑えるためにオメガ3脂肪酸を摂らせたい場合は「サーモンオイル」や「亜麻仁油」の方が適しています。

オリーブオイルはあくまで「抗酸化」や「ベースの健康維持」として捉え、目的に応じてオイルを使い分けましょう。

オリーブの実」は与えてはいけない?

オリーブオイルが安全なら、「オリーブの実」そのものもおやつになるのでは?と考えるかもしれません。しかし、ここには大きな落とし穴があります。

塩分が高い製品が多い

人間用に加工されたオリーブの実は、塩漬けやマリネにされています。これらは犬にとって塩分濃度が高すぎます。犬が過剰な塩分を摂取すると、脱水症状だけでなく、重篤な場合は高ナトリウム血症を引き起こし、震え、発作、最悪の場合は死に至るリスクがあります。

種による窒息・閉塞・歯の破損リスク

オリーブの種は硬く、犬が噛み砕く際に歯が欠ける原因になります。また、丸呑みしてしまうと、食道に詰まって窒息したり、小腸に詰まって腸閉塞を引き起こしたりする危険性があります。特に小型犬にとって、オリーブの種は異物事故の典型的な原因の一つです。

詰め物や調味液に危険食材が混ざりやすい

スタッフドオリーブやマリネには、にんにく・玉ねぎなど犬に不適切な食材、香辛料、アルコールなどが含まれることがあります。こらが最大のリスクです。

どうしても与えるなら、条件は「無塩」「味付けなし」「種なし」を徹底し、量は“ごく少量”までに留めてください。ただし、栄養的なメリットは限定的なため、無理に与える必要はありません。

まとめ

オリーブオイルは、健康な犬であれば少量を補助的に取り入れられる可能性があります。しかし、油は油です。最大の注意点は、膵炎と体重増加のリスク管理にあります。

大切なのは、「良いと聞いたから足す」という判断ではありません。「オリーブオイルが本当に愛犬に必要なのか」「体質や病歴に合っているか」を見極めたうえで、まずは最小量から試し、便や食欲などの変化を丁寧に観察することが重要です。

まずは、主食の脂質量と体型(BCS)を確認し、与えるなら数滴から。少しの工夫で、愛犬の体に負担をかけずに、食事の楽しみを広げていきましょう。

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