本連載の前回にて動画生成AIに興味を持った筆者。絵文字をかなりリアルに動画化してくれて驚きました。
そこで今回は、猫写真をAIに動画化してもらおうと考えました。まずは、本連載バックナンバー「SNSで猫VSヘビ対決動画を見て、あらためて猫の瞬発力と反射神経に驚いた」を作成するときにAI生成した猫写真の余りを、動画化してもらうことに。

いろいろとツッコミどころがあるAI生成動画であり、またプロンプトを与えた筆者も突っ込まれそうです……。ともあれ、写真を1枚与えて「この写真をこんなふうに動画にして」とリクエストする程度で、上記のような動画が生成されるのは驚きです。絵画調の静止画でしたが、動きが加わると急にリアルな実写のようなビデオになるのには驚きますね。
ちなみに、人間の写真をMidjourneyに与えて動画化してもみましたが、これも驚くほどリアルに仕上がりました。よく観察しないとAI生成だと見抜けないレベルです。
さておき、今度は猫の写真をAIに与えて動画化してもらいましょう。iPhoneで撮った地域猫「くるみちゃん」の写真です。

1枚の写真からこれほどリアルな動画を生成してしまうとは驚きますね。「AI生成動画です」といわれなければ、実際に撮影した動画にしか見えません。
少し前述しましたが、現在のAIはこの調子で人間の写真においても「1枚の写真から非常にリアルな動画」を生成してくれます。いろいろ役立つテクノロジーですね。でもその一方で「誰でもフェイク動画をつくれる」「フェイク動画の悪用」ということが、より容易になってしまいました。
でも、現在はまだ、上記のようなフェイク動画をニセモノとして見抜くことが可能です。
たとえば猫vsヘビの動画ですが、わかりやすいところで、ヘビがゴムのオモチャのようにほとんど動きません。「猫vsヘビのオモチャ」として提示された動画だったら、少し見抜きにくいかもしれませんが、よく観るとヘビが分離していたり、猫の足先が地面に残ったりしています。ほとんどの人間は、そういうディテイルを敢えて動画につくり込んだりしませんので、「これはフェイク動画である可能性が高い」と見抜けると思います。
くるみちゃんの動画ですが、これはよく観ないと見抜けないかもしれません。でも観察すると違和感を感じると思います。
たとえば動画開始時のくるみちゃんの頭部の背景から現れる映像。自転車に銀色・棒状パーツが付いていることがわかります。あるいはそのパーツのほぼ真下にあるスポーク。スポークが1本消えているように見えます。ほかにも「こういった些細な違和感」があるかもしれません。そういった違和感があったら「コレってAI生成?」と疑ったほうがいいでしょう。
なお、くるみちゃんを知っている筆者はこの動画をすぐニセモノと判断できます。ひとつは、くるみちゃんの尻尾にはシマがないこと。もうひとつは、くるみちゃんは地域猫で、耳にはさくらのような切り欠きがあること。もうひとつは、顔がちょっと違うことです。実物を知っていると、フェイク動画をさらに見抜きやすくなるというわけです。
でも……「白と茶色の猫」とだけ題されていたら、この動画を信じてしまいそうです。猫に注目していたら、自転車のタイヤ部分などまず注目しないですよね。
それと上記で「人間の写真をMidjourneyに与えて動画化してみましたが、これは驚くほどリアルに仕上がりました」と書きました。ですが、その人間が身近な人である場合、「おかしい」「ヘン」という違和感にすぐ気づけます。やはり実物を知っていると、その実物の写真をモトにしたAI生成動画などを観ると、わりとすぐにニセモノと気づけるんだと思います。
……ただそれは、現在は、ということで、近い将来は、上記のようにはいかないかもしれません。
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仲良し地域猫の静止画をAIで動画作成すると、フェイクを見抜くポイントにも気づいた!?
