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なぜ猫は男性にだけ大声で鳴く? 最新研究が明かす愛猫の本当の理由

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「お父さんが帰宅すると、なぜか猫がニャーニャーと激しく鳴いて出迎える」
「妻には小さな声で甘えるのに、僕には大声で要求してくる気がする」

猫と暮らす男性の飼い主さんあるいはパートナーで、このような経験はありませんか。「もしかして嫌われているのでは?」「怒られている?」と不安になる必要はありません。

じつは、その行動は猫があなたを避けているどころか、「あなたと積極的にコミュニケーションを取りたい」という強い意思表示である可能性が高いことが、近年の行動学研究から示唆されています。

今回は、トルコのアンカラ大学を中心とした研究チームの論文をもとに、猫が人間の性別によって態度を変える理由と、その背景にある猫の学習能力、男性飼い主が知っておきたい実践的な向き合い方を、わかりやすく解説します。

最新研究が明かす「猫と男性」の意外な関係

「猫は気まぐれで、誰に対しても同じ態度をとる」そんなイメージを持つ人は少なくありません。しかし、科学的な視点から見ると、猫は驚くほど相手に合わせて行動を変える動物です。

学術誌『Ethology』に掲載されたアンカラ大学等の研究チームによる論文をはじめとする複数の行動学研究では、猫と飼い主の相互作用について興味深い結果が報告されています。

男性に対して、猫は「有意に多く」鳴く

研究チームは、家庭内における猫と飼い主の行動を詳細に観察・分析しました。その結果、猫の年齢や性別に関係なく、女性の飼い主よりも男性の飼い主に対して、鳴く(発声する)頻度が有意に高い傾向が確認されたのです。

条件によっては、男性に対する鳴き声の回数が女性の約2倍に達するケースもありました。一般的には「猫は女性の高い声を好む」「女性の方が世話をする機会が多く懐きやすい(いわゆる母性効果)」と語られることがありますが、少なくとも鳴き声の頻度に関しては、男性のほうが“強くアプローチされている”実態が浮かび上がります。

これは一見すると矛盾しているように思えます。では、なぜ猫は、比較的反応が良いとされる女性よりも、男性に対して必死に声を上げるのでしょうか。

なぜパパには大声? 行動に隠された「猫の戦略」

この不思議な現象を理解する鍵は、猫の持つ「優れた観察眼」と「学習能力」、私たち人間の「性別による行動の違い」です。研究者たちは、猫が男性に対して多く鳴く理由を、以下のようなメカニズムで推測しています。

男性は「反応の閾値」が高い傾向がある

一般的には女性は猫に頻繁に話しかけたり、わずかな仕草や小さな鳴き声にも気づきやすい傾向があります。これを動物行動学の視点で見ると、女性は「反応するためのスイッチ(閾値)が低い」状態です。

一方で、男性は女性に比べて猫への語りかけが比較的少なく、猫が小さく「ニャッ」と鳴いたり、足元にすり寄ったりする程度の控えめなサインに気づきにくい場合があります。テレビやスマートフォンに注意が向いていると、なおさらです。

「伝わらないなら、もっと大きな声で」

ここで猫の学習能力が発揮されます。猫は非常に実利的な動物です。「どうすれば報酬(ごはん、撫でてもらう、遊んでもらう、ドアを開けてもらう)が得られるか」を、日々の経験から学んでいます。

女性に対しては、小さな声で「ニャ」と鳴けば、すぐに「どうしたの?」と反応してくれる。
学習結果:「大きな声を出す必要はない。省エネでいこう」

男性に対しては、小さな声で鳴いても気づいてもらえない。すり寄っても無視される。しかし、大声で「ニャーー!」と鳴き続けたら、ようやくこちらを向いてくれた。
学習結果:「大声でしつこく鳴かないと動かない。最初から全力でアピールしよう!」

つまり、男性に対する大きな鳴き声は、嫌悪や威嚇ではなく、「これが一番伝わる方法だ」という猫なりの最適解なのです。

科学が解き明かす「猫の鳴き声」の本質

この現象をより深く理解するために、「そもそも猫はなぜ鳴くのか」を知っておくことも重要です。

成猫同士は「ニャー」と鳴かない

意外に思われるかもしれませんが、野生の猫や家庭で暮らす成猫同士の間では、「ニャー」という鳴き声はほとんど使われません。猫同士のコミュニケーションは、主にボディランゲージ(耳や尻尾の動き)、フェロモン(ニオイ)、そして威嚇のための唸り声や、発情期の独特な鳴き声で行われます。

では、「ニャー」とは何なのでしょうか? これは、子猫が母猫に助けを求めるときに使う声がベースになっています。飼い猫は、人間との暮らしで「子猫のような声を出すと、人間(巨大な代理親)が世話をしてくれる」ことを学習しました。つまり、私たちに向けられる鳴き声は、数千年の共生の中で対人間専用に進化・適応したコミュニケーション手段なのです。

人の心を動かす「操作的な信号」

さらに、英サセックス大学の研究によれば、猫は空腹時などに、通常の鳴き声のなかに、人間の赤ちゃんの泣き声に近い周波数を鳴き声やゴロゴロ音に混ぜ込むことで、人間の「守ってあげたい」「放っておけない」という本能を刺激していることがわかっています。

猫が男性に対して声を張り上げるのは、この「対人間専用ツール」を最大限に駆使して、反応の鈍い相手をなんとか振り向かせようとしている努力の証なのです。決して「嫌いだから威嚇している」わけではありません。

男性飼い主のための実践的アドバイス

ここまでの科学的な分析で、猫があなたに対して大声で鳴く理由が「コミュニケーションの不成立を補うため」であることがわかりました。では、これを踏まえて、男性飼い主はどのように猫と接すればよいのでしょうか?

小さなサインを見逃さない

猫があなたの足元に来て無言で見上げたり、小さく「クルル」と喉を鳴らしたりしたとき、それを見逃していませんか? これらは猫からの「控えめなリクエスト」です。この段階で「どうしたの?」「いい子だね」と声をかけたり、撫でたりして反応してあげてください。

結果として、猫は「この人は大声を出さなくても気づいてくれるようになった」と学習し、過剰な鳴き声は徐々に減っていきます。これを心理学用語で「行動形成(シェイピング)」と呼びます。

声のトーンを意識する

多くの研究が、猫は高めで抑揚のある声(対乳児発話)を好むことを示しています。男性の低い声は、猫にとっては威圧的に聞こえたり、あるいは環境音に紛れて聞き取りにくかったりする場合があります。

家族の前では恥ずかしいかもしれませんが、猫に話しかけるときは意識して声のトーンを上げ、ゆっくりと語りかけてみてください。「メシか?」と低く短く言うよりも、「ごはんにする?」と高めの声で話すほうが、猫は「自分に話しかけられている」と認識しやすくなります。

「返事」をする習慣を

猫が鳴いたら、短くでも構いません、すぐに返事をする習慣をつけましょう。

:「ニャー(ねえ)」
あなた:「うん? どうした?(反応)」
:「ニャッ(こっち見て)」
あなた:「よしよし(撫でる)」 など

このように鳴き声に対して即座にフィードバックを与えることで、猫は安心感を得ます。「無視されるかもしれない」という不安がなくなれば、注意を引くための過剰なアピールは自然と収まっていきます。

女性の方へ:猫とパートナーの橋渡し役に

もし、これを読んでいるあなたが女性で、パートナー(男性)と猫の関係に温度差を感じているなら、さりげなく通訳してあげてください。

「今、小さく鳴いたよ。気づいてあげて」「パパのこと好きだから、あんなに一生懸命呼んでいるのよ」

そう伝えてあげることで、男性側も「無視していたわけではなく、気づいていなかっただけ」ということに気づき、行動を変えるきっかけになります。家族全員が猫のサインに敏感になることで、猫にとってよりストレスの少ない、快適な環境が整います。

まとめ

男性に向かって大声で鳴く猫。その姿は「あなたに伝えたい」「気づいてほしい」という切実なメッセージです。猫は相手を見極め、最も効果的だと学習した方法で語りかけているにすぎません。

今日、もし愛猫があなたを呼ぶ声が聞こえたら、ぜひ早めに優しく応えてあげてください。その小さな一歩が、猫との関係をより穏やかで豊かなものにしてくれるはずです。猫は、あなたの返事を待っていますよ。

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