動物愛護、善意の気持ちが酌量されず、被告となって敗訴してしまった主婦。記事のとおり、感情的には納得できなくても、判決が出てしまった以上は従わざるを得ないという悲しい結末となってしまいました。
ここで考えたいのは、このような悲しいことが希なことではなく、日常にもあるのだといういうことです。
例えば、ネットで「ペット」「里親」と検索すると、驚くほど多くの結果が表示されます。それを見ていて、かわいそうだと思う反面、違和感も覚えます。それはすべて飼い主である人間の身勝手によるものが多くみられるからです。募集理由をみると、「引っ越した先がペット禁止だったから」や「鳴き声がひどいから」などなど。なぜ、ペット可の住宅に引っ越さないのだろう。なぜちゃんとしつけをしないのだろう……。