RULE TEH ROAD
Next trail for off-roaders
G-class Section #003
永遠の“G”。
足元を鍛え上げれば、先代だって色褪せない。
Gクラスの人気が高まる中で、カスタムシーンも盛り上がりを見せはじめている。アメリカで見つけたリフトアップGは、何と10インチアップのイーストスタイル。大口径ホイールとファットなM/Tタイヤを装着し、コンクリートジャングルを駆け抜ける。
空前のGクラスブームである。かつて日本中にキャデラック・エスカレードが闊歩したように、ハマーH2がところ狭しと走り回ったように、都市部を中心にGクラスが急増中だ。実はそれはアメリカも同じで、ロサンゼルスを走れば1日に何台のGクラスと擦れ違うだろうか。すると、周囲と違ったGに乗りたくなるのがアメリカ人の習性である。個性=アイデンティティが国民性なのだ。
どうせなら誰もやったことないほど上げてやれ! そんな発想から生まれたのが、ご覧のG550。製作したのはLA郊外のメントーンにファクトリーを構えるBULLET PROOF(バレットプルーフ)サスペンションだ。彼らは西海岸を拠点にしながらも、イーストサイドのカスタムを展開するスペシャルショップだ。ちなみにアメリカのオフロードカスタムは、ちょうど真ん中に位置するテキサスを境に西と東でスタイルが大きく違う。カリフォルニアのある西側は砂漠が多いため、バハ1000などのデザートレースに見られるプリランナーやロッククローリングなどの実践系が主である。実際に一般ユーザーが楽しめるフィールドもたくさんある。一方で東半分は見せ技重視。とにかく高々とリフトアップしてサスペンションを美しく飾り、巨大なタイヤを履いてストリートをねり歩くのがステータスだ。特に22インチオーバーの大径ホイールが好まれる。ただし、ルックスだけでなく実際のオフロード性能も極めていなければ『カッコ悪い』と判断されるため、その頑強なサスペンションには目が飛び出るほどの大枚を惜しげも無く注ぐのである。
かつて無い10インチアップのGクラス
ガンメタリックのボディはチノにファクトリーを構えるラップレガシーによる全面フィルムラッピング。サスペンションはバレットプルーフが自社のオプション4リフトアップキットベースにワンオフしたものだ。
決め手は22インチオーバーの大口径
アメリカ東側を中心に流行っているオフロードスタイルは、22インチオーバーの大口径ホイールがマストアイテム。現車はグリッドのGD9をチョイスしている。最近は大径ホイール用オフロードタイヤのラインナップも増えてきて、FURY OFF ROADは人気のブランドだ。
ストリートからオフロードまで、圧倒的な存在感がGクラスを際立たせる
サビーニが提案するオフロードホイール、カッコ悪いわけがない。
Mercedes-Benz G550
Produced by
GRID OFF-ROAD
ひと言で言えばこのG550がイーストサイドスタイルだ。サスペンションは4リンク化して、車高は純正に対して10インチアップ。22インチのGRID製GD9を履き、40×15.50のFURYカントリーハンターを組み合わせている。マットグレーのボディは全面ラッピングによるものだ。間違いなく今現在最も激しいGクラスの中の1台である。
equip list
TIRE & WHEEL
GRID OFF-ROAD WHEELS
DG9 22×12 inch
FURY OFF ROAD TIRES
COUNTRY HUNTER M/T 40X15.50-22
SUSPENSION
BULLETPROOF
ORIGINAL OPTION 4 CUSTOM
EXTERIOR
WRAP LEGACY
VINYL WRAPPING
問い合わせ:GRID OFF-ROAD JAPAN
Tel:054-277-0551
HP:grid-offroad.jp
text:Takenao Hayashi (So-Kal International )
マガジンボックス
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元の投稿: 車 カスタムカー, 改造車 専門WEBマガジン | tuners(チューナーズ)
かつて無い10インチアップのイーストスタイルのGクラス