愛犬との暮らしにおいて、日々のケアは喜びであると同時に、ときに大きな課題ともなります。特に、シャンプー後のドライイング(乾燥)は、多くの飼い主が時間と労力を要する工程ではないでしょうか。
しかし、そのドライイングこそが、犬の健康と美しさを左右するもっとも重要な時間であると語るプロフェッショナルがいます。
今回は、世界的なドッグショーで数々の受賞歴を誇る、日本を代表する狆(ちん)のブリーダー Leo Star Kennnelの石川茂さんにお話を伺いました。その卓越した仕事術の「最終回答」として選び、全幅の信頼を寄せるのが、homerunPETのペットドライヤー「Drybo Ultra」です。
プロの視点から見た狆のグルーミングの難しさ、そしてDrybo Ultraがなぜその難題を解決する最高のツールとなり得るのかを、深く掘り下げていきます。読者の皆様が日々の愛犬のケアに新たな視点を得て、より自信を持って実践できる一助となることを目指します。

狆の美しさは、”ドライ”で決まる
取材に訪れた犬舎は、横浜郊外の閑静な住宅街にある一般家庭です。この犬舎には猫も生活していて、一緒に自由に行動できる環境で、美しい狆たちが穏やかに過ごしています。壁に飾られたリボンやショーの写真が、ここで育った犬たちがどれほど高く評価されてきたかを物語っています。
狆のグルーミングで、もっとも時間と神経を使うのはどこですか? という私たちの問いに、石川ブリーダーは少しも迷わず、しかし穏やかな口調でこう答えました。
「シャンプー後の、ドライイングです。シャンプーでいかに被毛と皮膚を清潔にしても、その後の乾燥を間違えればすべてが台無しになる。生乾きは皮膚病の原因になりますし、熱を加えすぎればシルクのような毛は二度と元には戻らない。それだけではありません。狆の毛は驚くほど細く繊細なので、ブロアーのような強すぎる風を当てると、物理的に切れてしまうことさえあるのです。ここで手を抜けば、今までの苦労がすべて水の泡になる。それほど繊細で、重要な工程なんですよ」
世界レベルの美を追求するプロフェッショナルにとって、ドライイングは単なる「乾燥作業」ではありません。犬の健康を守り、その犬が持つ本来の美しさを最大限に引き出すための、もっとも重要な「仕上げの儀式」なのです。


プロが語る、狆のグルーミングにおける「3つの壁」
ショークオリティの美しい被毛を維持するためには、ドライイングにおいて乗り越えなければならない、大きく3つの壁が存在するとブリーダーは語ります。これは、長毛種やデリケートな被毛をもつ犬と暮らす多くの飼い主にとっても共通の課題といえるでしょう。
【壁1】時間との闘い:長毛種の根元を乾かすという難題
狆の豊かで長い被毛は、その魅力の源泉です。しかし、この美しい被毛は、一度濡れると非常に乾きにくいという特性を持っています。
表面が乾いたように見えても、皮膚に近い根元部分に湿気が残りやすいのです。この「生乾き」の状態は、皮膚上で細菌が繁殖する絶好の環境をつくり出し、皮膚炎や湿疹、不快な臭いの原因となり得ます。これを防ぐためには、被毛の根元まで、一本一本を確実に乾かしきることが絶対条件となります。
しかし、これを実現するには膨大な時間がかかります。一頭あたり1時間以上かかることも珍しくなく、犬にとっても、そして飼い主にとっても大きな身体的・精神的負担となっていました。
【壁2】物理ダメージとの闘い:熱と風圧から被毛を守る
早く乾かしたい一心で、ドライヤーの温度を高く設定するのは非常に危険な行為です。それと同様に、ただ強力なだけの風、例えば業務用ブロアーのような強すぎる風圧も、狆の繊細な毛には諸刃の剣となります。
驚くほど細くしなやかな狆の被毛は、強すぎる風圧にさらされると簡単に絡まり、最悪の場合、物理的に切れてしまうのです。犬の被毛の主成分であるタンパク質は熱に弱く、過度な熱は被毛の表面を覆うキューティクルを破壊し、パサつきや切れ毛の原因となります。
さらに深刻なのは、犬の皮膚へのダメージです。犬の皮膚は人間よりも薄くデリケートであり、高温の風は火傷のリスクを伴います。特に狆のような短頭種と呼ばれる鼻の短い犬種は、体温調節が苦手な傾向があり、熱中症への配慮も欠かせません。
「安全な低・中温で、かつ毛を傷つけない優しい風で、しかし確実に素早く乾かす」という、この矛盾した要求を両立させることが、プロにとっての大きな課題でした。
【壁3】仕上げとの闘い:理想のスタイルを創り出す技術
ショードッグのグルーミングでは、単に乾かすだけでなく、「いかに美しく仕上げるか」が問われます。狆の場合、静電気を抑え、根元からふんわりと立ち上がるボリューム感を出しつつ、毛先はまっすぐに流れるシルクのような質感が理想とされます。
従来の手持ちドライヤーでは、片手でブラシを使いながら、もう片方の手でドライヤーの角度や距離を調整するという、熟練の技術が求められます。しかし、それでも風のムラによって静電気が発生しやすかったり、被毛が絡まってしまったりと、完璧な仕上げを安定して行うことは非常に困難でした。
この「時間」「物理ダメージ」「仕上げ」という3つの高い壁が、長年にわたりブリーダーの前に立ちはだかっていたのです。
私の仕事術 - 「3つの壁」をDrybo Ultraでどう乗り越えるのか
「これらの課題を、ほぼすべて解決してくれたのがDrybo Ultraでした」と、石川ブリーダーは語ります。彼の言葉に従い、シャンプーを終えた狆がDrybo Ultraの中へ入る様子を見せてもらいました。そこには、プロフェッショナルの課題をテクノロジーで解決する、具体的な答えがありました。

【解決策1】時間への回答:優しさと両立した大風量と内部循環
「まず驚くのが、その効率的な風量です。家庭用のドライヤーとは比較になりません。強力でありながら、被毛を決して傷つけないよう計算された風がボックス内の隅々まで行き渡り、根元までしっかり届く。だから、乾燥時間が圧倒的に短いのです。重要なのは、これが毛を切ってしまうような一点集中の強い風ではなく、全体を優しく包み込むような質の高い風であるという点です。しかも、内部の暖かい空気を効率よく循環させる設計になっている。以前は1時間以上つきっきりだった作業が、今では犬を中に入れて、タイマーをセットするだけ。その間にほかの犬の世話や犬舎の掃除ができる。この時間の価値は、言葉では言い表せないほど大きいですね」
Drybo Ultraは、業務用レベルのパワフルなモーターを搭載し、短時間で効率的に乾燥させることを可能にします。同時に、その風はペットの安全と被毛の健康を最優先に設計されており、犬と飼い主双方の負担を劇的に軽減し、日々のケアをより持続可能なものへと変えてくれます。


【解決策2】物理ダメージへの回答:安心感を生む精密な温度設定と風量
「プロとして、道具にもっとも求めるのは『信頼性』です。特に温度や風の質は、犬の安全に直結しますから。私がDrybo Ultraを信頼している最大の理由は、この正確な温度管理機能にあります。季節やその日の犬の体調に合わせて、1℃単位で最適な温度を設定できる。熱くなりすぎる心配が一切ありません。特に、内蔵センサーが温度を監視し、自動で風量や温度を調整してくれるのは画期的です。万が一、私が少し目を離したとしても、機械が犬にとってもっとも快適で安全な環境を維持してくれる。この絶対的な安心感があるからこそ、大切な犬たちを任せられるのです」

飼い主が知識を持っていても、ヒューマンエラーは起こり得ます。Drybo Ultraは、テクノロジーによってそのリスクを最小限に抑え、つねにペットにとって安全な環境を提供します。これは、飼い主がより自信を持ってケアを行うための強力なサポートとなります。
【解決策3】仕上げへの回答:プロの技術を再現するマイナスイオンと床面からの送風
「そして、これが決定的な違いなのですが、仕上がりの美しさがまったく違います。Drybo Ultraは、高濃度のマイナスイオンを放出する機能があります。これにより、乾燥時に一番の敵となる静電気の発生を根本から抑え込んでくれる。だから、被毛がパサつかず、しっとりとまとまるのです。」
「じつは以前、他社のドライヤーボックスも使っていた時期があるのです。しかし、その製品は送風口が横にしかなかった。そうすると、どうしても風が当たりにくいお腹や足の付け根(鼠径部)といった部分が生乾きになってしまう。結局、最後は犬を抱きかかえて手で乾かす必要があり、手間が大きく変わらなかったのです」
「その点、Drybo Ultraは送風口が床面にあります。下から上にまんべんなく風が吹き上げることで、もっとも乾きにくいお腹周りまでしっかりと乾燥させてくれる。同時に、この下からの風が被毛を自然に根元から立ち上げ、理想的なボリュームを生み出してくれるのです。乾かしながら、すでにスタイリングの土台ができあがっている状態です。私が行うのは、最後の仕上げのブラッシングだけ。グルーミングで最も難しく、技術を要する部分を、Drybo Ultraが完璧にサポートしてくれるのです」
マイナスイオンによる被毛の保湿と保護、そして計算されたエアフローによるスタイリング効果。これらは、プロが長年の経験で培ってきた技術を、テクノロジーによって再現する試みといえます。これにより、一般の飼い主でも、自宅でサロンレベルの美しい仕上がりを目指すことが可能になります。
結論 - 私がDrybo Ultraを「相棒」と呼ぶ理由
取材の最後に、石川ブリーダーは穏やかながらも、確信に満ちた表情でこう締めくくりました。
「私にとって、Drybo Ultraは単なる便利な『乾燥機』ではありません。犬たちの健康と安全を守り、彼らが持つ本来の美しさを最大限に引き出し、そして何より、私たちの限りある時間という貴重な資産を生み出してくれる。もはや、私の仕事に欠かすことのできない、信頼すべき『パートナー』です」
「ショードッグだから特別なケアが必要なわけではありません。すべての犬は、その子なりの最高の健康状態と美しさを引き出してもらう権利を持っています。もし、飼い主のみなさんが日々のドライイングに悩み、愛犬との時間をもっと豊かにしたいと願うなら、このような専門的なツールに投資することは、非常に賢明な選択だと思いますよ」

愛犬のケアは、ときに私たちの知識や忍耐を試すものでもあります。しかし、正しい知識と、信頼できる優れた道具を手にすることで、その負担は大きく軽減され、ケアはより楽しく、充実した時間へと変わっていきます。
プロフェッショナルの仕事術から見えたのは、ペットとの暮らしをより良くするための、ひとつの確かな答えでした。日々のドライイングを見直すことが、あなたの愛犬との生活を、より健やかで幸せなものにするための、新たな一歩となるかもしれません。
【HomerunPETのドライヤーハウス ラインアップ】
現在、「Drybo Plus(50L)」と「Drybo Pro(62L)」、今回ご紹介した「Drybo Ultra(135L)」というモデルがあります。
今後、さらに「Drybo Air(80L)」が追加される予定で、子犬・子猫から中型犬まで対応できるフルラインナップが揃うことになります。どのモデルも、「Drybo Ultra」と同様の乾燥・安全機能、静音設計などを備えており、愛犬・愛猫に合った最適なサイズを選ぶことができます。


元の投稿: 犬や猫とハッピーに暮らすための情報と最新ペットニュース - ペトハピ [Pet×Happy]
プロフェッショナルの仕事術。世界が認める狆ブリーダーは、なぜ”Drybo Ultra”を最終回答に選んだのか
