初代は「大物殺しの小さな巨人」と讃えられた
ダイハツ創業110周年を記念して「Light you up!」のキャッチが展開されているのは、皆さんもご存知の通りです。自分らしく、軽やかに輝くモビリティライフをダイハツは提唱しています。実はいまから40年近く前に世界が注目したモータースポーツ活動の現場で小さなクルマを鍛え上げ、ダイハツが挑戦した姿そのものが「Light you up !」でもあるのです。
「サファリが驚いた!」というキャッチコピーで、1982年当事に新聞広告や雑誌広告で話題を呼んだのが、初代ダイハツシャレード(角形ヘッドライトの後期型)でした。わずか993ccOHC3気筒の自然吸気エンジンを搭載したスモールカーで、世界一過酷な5000kmもの荒野を走って争う世界ラリー選手権(現WRC)のサファリラリーに挑んだのです。そのサファリラリーで、初代シャレードはまさかのクラス優勝を遂げたのです。