障害者手帳がなくても停められるものの…
高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、ファミリーレストランやショッピングモールなどなど、車いすマークが描かれた駐車スペースはさまざまな場所に存在します。では、車いすマークの駐車スペースにはどんな人が停めることができるのでしょう?
答えは簡単。「この駐車スペースでないと降車や乗車が大変な人、または不可能な人」です。なかでも最も必要とするのは、自分でクルマを運転している車いす利用者。車いすの利用者が自ら運転する場合、車いすを車内に収納するためにドアを大きく開ける必要があるため、クルマの周囲に広めのスペースが必要です。「障がい者用駐車スペース」の周囲に車線が引かれているのはそうしたことがあるからです。