新車で買えるキャラクター違いの3台
いま、軽自動車のスポーツモデルが熱い。手ごろな価格と安い維持費、振りまわして遊べるパワーで、現行モデルが多いと魅力はたっぷり。軽スポーツの購入を考えている人に向けて、「アルトワークス」「コペン」「S660」の魅力を改めて考察したい。
現時点で新車を購入できる軽自動車のスポーツモデルは3車種。スズキのアルトワークス、ダイハツのコペン、ホンダのS660と、メーカーや個性はバラバラなのだが、いずれも魅力だらけで選ぶ側としては嬉しい悲鳴だ。各車のキャラクターを分析しつつ、ハマるであろうユーザー像を考えてみよう。
スズキ・アルトワークス
まずはアルトワークス。ベースが大衆車のアルトというだけあり、オールマイティさでいえば間違いなくダントツの1台だろう。5ドアのボディでリアシートを備え、荷物を積むスペースも必要にして十分。通勤や通学といった街乗りは当然ながら、ファミリーカーとしての実用性も高い。 また、車重が670kg(5速MT&2WD)と驚異的に軽く、運動性能や燃費にも好影響を及ぼしている。価格も3モデルのなかで最もリーズナブルであり、中古車の流通量も多く探しやすい。1台で何もかもこなしたいユーザーならばアルトワークス一択かもしれない。